"ゲーム原作映画"の歴史を塗り変えた『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
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- クリス・プラット,アニャ・テイラー=ジョイ,チャーリー・デイ,ジャック・ブラック,アーロン・ホーヴァス
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クリス・プラットやジャック・ブラックなど多くの豪華俳優陣が声優を務めたことでも話題の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。映画公開前は、クリス・プラットの声がマリオに合っていないという批判の声が海外で多く上がっていましたが、実際この映画は大ヒットを記録しました。
ブルックリンに住むイタリア人配管工の兄弟コンビ「スーパーマリオブラザーズ」(マリオとルイージ)。彼らは大枚をはたいてCMを作り、自分たちの事業に力を入れていました。そんな中、ブルックリンの地下の配管が破損したことで洪水が発生。マリオとルイージは早速現場へと向かいますが、そこで地下の土管に吸い込まれてしまいます。ルイージと逸れてしまったマリオが行き着いたのは、ピーチ城があるキノコ王国で......。
マリオが出てくるゲームは任天堂からたくさん発表されていますが、ゲームファンが興奮するようなシーンが多く含まれているのもポイント。もちろん人気ゲームの一つ「マリオカート」のシーンもあります。そのほか、「アイスフラワー」や「スーパーこのは」などのアイテムで変身して戦うシーンもアリでゲームファン視点で見ても感激。
マリオを題材にした映画といえば、1993年の実写化作品『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』がありますが、酷評で大失敗に終わったことでも知られています。そんな大失敗映画を塗り替え、ゲーム原作映画でも成功するということを見せつけてくれた作品。今年は、人気ゲーム原作のホラー映画『ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ』も2月に公開。本作はすでに北米では公開されており、こちらも大ヒットを記録しています。『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を皮切りに、今後も多くのエキサイティングな"ゲーム原作映画"が発表されることに期待したいです。
(文/トキエス)