もやもやレビュー

過去の(実際にあった)残虐な殺人事件を次々と模倣していくと...... 『コピーキャット』

Copycat (字幕版)
『Copycat (字幕版)』
ジョン・アミエル
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 1996年の映画『コピーキャット』。あの『エイリアン』のシガニー・ウィーバーが主演ということと、実際した殺人事件を模倣する犯人を追うストーリーということに魅力を感じまくり、鑑賞しました。

 主人公は、サンフランシスコに住む犯罪心理分析学者のヘレン博士(シガニー・ウィーバー)。彼女は講演の後、トイレでダリルという若者に襲われ、ワイヤーで宙吊りにされてしまいます。そのショックから、野外恐怖症となったヘレンは、巨大な自宅で引きこもり生活を送っていました。唯一外の社会と繋がれるもの、それはコンピューターのみ。そんな中、女性ばかりを狙った殺人事件が発生し、異常な殺人だと気づいたヘレンは殺人課に何度も電話をかけます。事件を担当するM・J刑事は同僚とともにヘレンのもとを訪れ、協力を求めますが、事件を追っていくうちに、過去の有名な殺人事件の模倣であることに気づき......。

 本作で模倣されているのは、過去に実際に起こった残虐な連続殺人事件。そのなかには、昨年ザック・エフロン主演で映画化され話題となったシリアル・キラー「テッド・バンディ」も含まれます。実際にその殺人事件を知っているとよりスリルを味わえる本作。シガニー・ウィーバー演じるヘレンがちょっと変わり者で、ヒステリックなのも良いスパイスになっています。さらに衝撃的な結末も◎。ちょっと長めの映画ですが、夜のお暇な時間におすすめできるシリアスな一本です。

(文/トキエス)

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