男性不審の女子は『カレには言えない私のケイカク』を、今すぐ観てみよう。
- 『カレには言えない私のケイカク [DVD]』
- ジェニファー・ロペス,アレックス・オロックリン,エリック・クリスチャン・オルセン,ミカエラ・ワトキンス,アラン・プール
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よくテレビの特番などで旦那の不倫や浮気が原因で衝撃の事件が勃発したりするシーンを観ることがありますが、その度に、男って......なんて思うも少なくないのでは。なおかつ一度浮気されたり、酷い裏切られ方をした経験があったりすると、「男になんて人生を捧げたくない!」「一人で生きていく!」といった、たくましい意志を抱く人も多いと思います。そんな「恋愛なんて人生に必要ない!」と思っている女子に観て欲しい作品が『カレには言えない私のケイカク』。
これまでなかなか良い男に巡り会うことがなかったゾーイ(ジェニファー・ロペス)は、人工受精で母親になることを決意! しかし人工授精を受けたその日に偶然、スタンという超理想的な男性に出会ってしまいます。人工授精したことを隠しつつ、スタンとのデートを重ねるゾーイ。しかし、ゾーイがスタンに惹かれ始めたころ、見事に妊娠していたことがわかり、そのことをスタンにも知られてしまうのです。
ゾーイは仕事も順調で経済的にも余裕があり、貯金たっぷりの"自立した女性"。そしてこれまで男性を信じることができなかったこともあり、理想の相手を探すことを断念して、子どもを持つという夢に向かって突っ走っていくのです。本作のゾーイは、現代に増え続けている意志の強い女性の象徴とも言えるでしょう。そんなゾーイはスタンと出会うことで、男性と本気で向き合ってみようと決意。しかし、一度男性不審になった女性が男性を信じるなんて簡単にできることではありません。ゾーイが葛藤したり苦悩したりするシーンは、これまで男性に傷つけられて、なおかつ恋愛に理想も抱けなくなった女子が共感できること間違いなしです。
女性特有(?)の自分を守るためのマイナス思考が発動してしまい、なかなかスタンと正直に向き合うことができないゾーイ。さらに、学生でありながら突然パパになる、なんて選択肢に大混乱するスタン。そんな2人が、ストーリーが進むにつれ徐々に絆を強めていきます。中にはスタンがベビーカーを内緒でオーダーしたり、純粋に想い合っていると実感できるシーンもちらほら。2人の絆が垣間見えたとき、あなたも恋愛したくなること間違いなし!
(文/トキエス)