衣装はロリータ服ブランド「BABY,THE STARS SHINE BRIGHT」のもの。『ヌイグルマーZ』舞台挨拶にて
ひとつ前の記事でもお伝えした、大槻ケンヂ原作、中川翔子主演、井口昇監督による特撮ヒーロー映画『ヌイグルマーZ』（2014年1月25日公開）の舞台挨拶。なのですが、そこでの中川さんのコメントがあまりに熱く素敵だったので、以下にコメントの全貌をご紹介したいと思います。
「私の大好きなもの、それは子どもの頃からずっとブレずに変わらなかったんです。ピンクが好きだし、特撮が好き。特撮という２文字を見ているだけでも涙腺が緩んでしまうぐらい、ほんとに特撮の世界が好きで。
ロマンと愛と勇気とファンタジーと、切なさも詰まっている。友情、そして子ども達の情操教育にもなるし、大人になっても熱く興奮することができる。
2.5次元のファンタジー、それが特撮だと思うんです。
そしてゾンビも大好きです。ゾンビというのは世界中で愛されているカルチャーですが、この映画には邦画史上最大数のゾンビが登場します。また私が中学の時にこしらえた、相棒のヌンチャクも映画の中に一緒に出ています。ヌンチャクも成仏したと喜んでおりました。
本当に自分自身の人生とたくさん重なる映画でもあり、シンプルにかっこいい、かわいい、すてき、興奮する。そんな風に見て頂きたいです。でもそれだけじゃなく、出てくる人みんなダメだったり、心の弱さを抱えていたり。
自分自身もすごくネガティブだった過去があって。一時期はその辛かったことを黒歴史と名付けて、その黒歴史を埋めるために新しいこと、いろんな好きなことを見つけなきゃって焦っていたんですけど。
でも、当時中学の時にヒーローのビデオをダビングして、ヒーローのポーズを練習して、そうしている時だけは心が生き生きしていられた。そんな自分と重なる、そっくりなシーンが出てきて運命を感じました。
人間誰しも、他人からするとそんなことないよと思うようなことでも悩みとして抱えていたりすると思うんです。そういう悩みや辛かった過去が、現在そして未来への勇気の糧となる、心の強さに変わる。そんなメッセージが詰まっている映画です」
『ヌイグルマーZ』
2014年1月25日（土）より新宿バルト9ほか全国ロードショー！
監督：井口昇
出演：中川翔子、武田梨奈、市道真央ほか
配給：キングレコード／ティ・ジョイ
http://ngz-movie.com
©2013ヌイグルマーZ／フィルム・パートナーズ
