中川翔子さんが甘ロリファッションで登場！　『ヌイグルマーZ』舞台挨拶［イベントレポート］

『ヌイグルマーZ』舞台挨拶にて。左から武田梨奈さん、中川翔子さん、井口昇監督

大槻ケンヂ原作、中川翔子主演、井口昇監督による特撮ヒーロー映画『ヌイグルマーZ』。来年1月25日（土）より公開のこの映画の舞台挨拶が、新宿バルト9にて行われました。劇中で着用しているロリータファッションで登場したしょこたんが、かわいすぎてボーっとしてしまいましたが、映画についてと登壇者のコメントをご紹介します。

中川翔子さん演じる夢子が、テッド似のテディベアと合体し、全身ピンクのヒーロー「ヌイグルマー」に変身。ゾンビに殺された姉の一人娘を守るために戦うガールズ・ヒーロー映画。

「特撮ヒーローになりたい、変身したい！と、この世界に入ったけれど、その思いが強すぎて気持ち悪かったんでしょうね。オーディションで何度も落ちて、それでも諦めずに変身したいとずっと願い続けておりました」と言う中川さん。10数年の時を経て、夢が叶ったのだそうです。一方、『電人ザボーガー』や『デッド寿司』など海外でも人気の高い井口昇監督は、「中川翔子さんを主演に映画を撮るのが10年来の夢だった」そうで、夢と夢が出会ったまさに夢の作品。

また、中川さんの変身後の姿・ヌイグルマーを演じた武田梨奈さんも登場。空手歴12年、2009年に『ハイキックガール』で映画デビューした、日本最強のアクション女優との呼び声高い注目株です。エヴァンゲリオンの弦巻和哉氏とコヤマシゲト氏が手掛けたヌイグルマーの衣装で現れた武田さん。「最初にデザインを拝見した時は、これは着るのはヤバいのではないかと思ったのですが、中川さんにこの衣装を着られるのは梨奈ちゃんしかいないよ！といって頂いたので、それだけで幸せでした」と語ります。

高校時代は友達がいなくて、休み時間に寂しい思いをしていたという井口監督。「自分の居場所、自信がない方に元気を与える映画にしたい。そういう願いを込めて作りました」と話します。

人からどんなに笑われようとも、自分の好きなものを全肯定できる、そんなパワーが湧いてくる『ヌイグルマーZ』。公開まであと２ヶ月です。

（文／根本美保子）