人前で話すときの“最強の武器”とは?

撮影:武藤奈緒美
人前で話すときは、視線や体の動きなども重要な情報です。視線を向けると聞き手も視線を返してくれます。相手から自分がどのように見えているかを想像し、聞き手が安心して話を聞ける態勢を整えましょう。認知科学者の野村亮太(のむら・りょうた)さんによると、「笑顔は最強の武器」なのだとか。

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気持ちの良い笑顔を向けられて、嫌な気分になる人はいないはず。聞き手に「この人のこと、もっとよく知りたいなぁ」と思ってもらえるような笑顔をつくれたら、饒舌(じょうぜつ)にしゃべるよりもずっと効果的です。

■大頬骨筋(だいきょうこつきん)を鍛えて、笑顔をつくる

好感を呼ぶ自然な笑顔は、簡単なトレーニングで身に付けることができます。頬を動かす「大頬骨筋」はふだんから意識していないとさほど上がらないので、ぜひトレーニングをして、すてきな笑顔づくりに役立ててください。
割り箸(ばし)の両端を持って、口角に当てます。そのまましっかりと奥歯でくわえ、口角をキュッと上げて、30秒間ほどキープ。頬に意識を集中するのがポイントです。

■笑顔をつくるだけで楽しくなる!?

「おもしろいこともないのに、笑うなんてできないよ」と思う人もいるかもしれません。でも、実は人間の感情のシステムには、「顔面フィードバック」という仕組みがあります。多くの人は、感情が先にあり、それが表情となって表れると思っていますが、表情から感情が喚起される、というルートがあるのです。つまり、笑顔になるときの筋肉を使うと、本当に楽しくなってしまうということです。
■『NHKまる得マガジン 落語でつかむ 話し方の極意』より

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