ミニトマトをプランターで育てるには

あんどん支柱でらせんに誘引します。イラスト:五嶋直美
色、味、形がさまざまで、バラエティー豊かなミニトマトをプランターでも楽しみたい! そんなときはタネまきからスタート! 苗作りのコツをつかめば、苗があまり出回らない珍しい品種にも挑戦できます。園芸家の深町貴子(ふかまち・たかこ)さんにプランターでトマトを育てる際のポイントを教えてもらいました。

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■昼は太陽をたっぷり、夜は涼しくを心がけよう!

トマトはもともと、赤道直下で日ざしが強く、夜は一気に気温が下がる南米の高原地帯の生まれ。太陽は大好きだけど、意外に涼しい気候が好きな植物です。昼はたっぷり日ざしを浴びることができ、夜はなるべく涼しい環境を整えることがポイントです。
夏のベランダは、エアコンの室外機から出る温風や、日中、太陽熱で温められた床面から放射される輻射(ふくしゃ)熱で、夜でも気温が下がりにくいもの。プランターの置き場所を工夫したり、日が暮れてから打ち水をしたりするなど、温度調節をしましょう。
根が深く張り、生育旺盛で草丈が高くなるので、深めの大型プランターを準備。あんどん支柱のリングに添うように茎を誘引し、高さを抑えてコンパクトに育てましょう。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2017年4月号より

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