初めてのハーブ栽培 知っておきたい基礎知識
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園芸の楽しみは、花や草姿を愛でることだけでなく、育てた植物を生活のなかで活用するところにもあります。とりわけ、ハーブの楽しみ方はいろいろ。香りを楽しんだり、料理に使ったり、花壇のアクセントにしたり。この春は、ハーブをたっぷり、楽しみつくしてみませんか。初めてハーブを育てる人のために、知っておきたい基礎知識をまとめました。
* * *
■植えつけ・用土:初心者は苗のほうが安心
初めて育てるなら、苗を求めて植えつけるほうが失敗は少ないでしょう。
鉢植えの用土は、ハーブ用でも草花用培養土でもかまいません。オレガノやフェンネルなど地中海沿岸地域原産のハーブは、パーライトなどの水はけのよい資材を混ぜたほうがよいでしょう。土の水はけが悪いと根腐れのもとになります。鉢底石を敷き、植物を多く詰め込みすぎないことも大事。また、コンテナの底の穴をふやすと水はけがよくなります。
庭植えの場合、酸性の土壌は改良します。苦土石灰を混ぜて耕したあと、腐葉土、ピートモス、赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥などを混ぜてふかふかの土にしましょう。
■置き場・植えつけ場所:日当たりと水はけ、風通しをよく
種類にもよりますが、一般的には日当たりと水はけ、風通しのよいところで育てましょう。また、高温多湿を嫌うタイプも多いので、梅雨から夏にかけての蒸れには十分注意してください。
生育中は日光にたっぷり当てます。室内でも日光が当たる環境に置きましょう。
■花がら摘み・切り戻しなど:よい香りや成長のために
種類にもよりますが、基本的に花は早めに刈り取ります。枯れた葉や混み合った枝は整理して蒸れを予防しましょう。
また、庭植えも鉢植えも、切り戻しや植え替えは適度に行わないと、香りや葉に勢いがなくなります。切り戻しは、夏や梅雨どきは避け、6月上旬まで、または秋の長雨の前後に行います。夏を過ぎたら、株元近くで深く刈り込むと、来シーズンも姿よく楽しめます。
■『NHK趣味の園芸』2017年4月号より
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■植えつけ・用土:初心者は苗のほうが安心
初めて育てるなら、苗を求めて植えつけるほうが失敗は少ないでしょう。
鉢植えの用土は、ハーブ用でも草花用培養土でもかまいません。オレガノやフェンネルなど地中海沿岸地域原産のハーブは、パーライトなどの水はけのよい資材を混ぜたほうがよいでしょう。土の水はけが悪いと根腐れのもとになります。鉢底石を敷き、植物を多く詰め込みすぎないことも大事。また、コンテナの底の穴をふやすと水はけがよくなります。
庭植えの場合、酸性の土壌は改良します。苦土石灰を混ぜて耕したあと、腐葉土、ピートモス、赤玉土、鹿沼土、バーク堆肥などを混ぜてふかふかの土にしましょう。
■置き場・植えつけ場所:日当たりと水はけ、風通しをよく
種類にもよりますが、一般的には日当たりと水はけ、風通しのよいところで育てましょう。また、高温多湿を嫌うタイプも多いので、梅雨から夏にかけての蒸れには十分注意してください。
生育中は日光にたっぷり当てます。室内でも日光が当たる環境に置きましょう。
■花がら摘み・切り戻しなど:よい香りや成長のために
種類にもよりますが、基本的に花は早めに刈り取ります。枯れた葉や混み合った枝は整理して蒸れを予防しましょう。
また、庭植えも鉢植えも、切り戻しや植え替えは適度に行わないと、香りや葉に勢いがなくなります。切り戻しは、夏や梅雨どきは避け、6月上旬まで、または秋の長雨の前後に行います。夏を過ぎたら、株元近くで深く刈り込むと、来シーズンも姿よく楽しめます。
■『NHK趣味の園芸』2017年4月号より
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