トリートメントは選び方以上につけ方が重要

イラスト:別府麻衣
最近は、お風呂から出たあと、洗い流さないトリートメントを使う人も増えています。洗い流さないトリートメントとは、タオルドライした髪に使うトリートメント。ドライヤーの熱から髪を守り、パサつきをケアします。ダメージが気になる人や、乾燥しやすい人には特に効果的。美容師でヘアサロンの代表を務める野沢道生(のざわ・みちお)さんに、洗い流さないトリートメントの種類と使い方のコツを教えてもらいました。

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■熱から守り、潤いを与える洗い流さないトリートメント

お風呂の外で使うものには、以下のようなものがあります。
オイルタイプ:乾燥がひどくパサついた髪におすすめ。ボリュームをダウンして広がりを抑える。
ミルクタイプ:オイルよりも軽いテクスチャー。乾燥を防ぎ、つややかでまとまりやすい髪に仕上げる。
ミストタイプ:重さが最も少ないタイプなので、髪にボリュームがなくペシャンコになりやすい人向き。

■トリートメントには選び方以上につけ方が重要

シャンプー後のコンディショナー、トリートメントも、洗い流さないトリートメントも、重要なのはつけ方です。頭皮にトリートメントが残ると、毛穴を詰まらせて頭皮の血行不良の原因に。また、髪にボリュームがない人は、根元までトリートメントをつけると重さが出て余計に髪がペシャンコになってしまいます。つけるときは毛先を中心にし、パサつきがちな人は中間から根元付近まで、ハリ、コシのない人は中間から根元にはつけないなど、髪に合わせて加減しましょう。
■『NHKまる得マガジン 思いどおりの髪形に! 悩み解決 スタイリング術』より

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