ベランダ菜園でエダマメ栽培
- 6月にタネまきをすれば、8〜9月頃に収穫できます。イラスト:阿部真由美
とれたてのエダマメは格別だからぜひ味わってみて! 今回はプランターでもたっぷり収穫できる目からウロコのエダマメ栽培法を、園芸家の深町貴子(ふかまち・たかこ)さんが紹介します。
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■ベランダ菜園でも、家族みんなが満足できる量のエダマメを収穫!
通常、エダマメをベランダなどで栽培すると、屋根などに遮られて日照が足りないため、光を求めて高く茎を伸ばし、茎が細く間のびして、葉も大きくなります。こうなると場所をとり、風などで倒れてしまうことも。
そこで、省スペースで、たっぷりの収穫をのぞめる、ちょっと驚きの栽培法をご紹介します。
1.主枝(しゅし)を摘心(てきしん/茎の先端を切る)し、わき芽(め)を伸ばして側枝(そくし/茎)2本にする
茎が2本になるので、1株につき実つきは2倍。さらに、2本の茎で支え合うので倒伏が防げます。
マメ科では、双葉(ふたば)の次に初生葉(しょせいよう)が出て、その次に本葉(ほんば)が出ます。この初生葉を摘心します。初生葉を切ることで、草丈(くさたけ)がまだ低いうちに本葉が出て、花芽(はなめ)がつくのも早まるので、草丈もコンパクトになります。
2.摘心と同時に断根(だんこん/根を切る)する
勢いのある強い根を出させて、水分や養分を吸収する力もアップします。
いつもと違うやり方に不安を感じる人も、普通の栽培と並行して、挑戦してみてください。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2016年6月号より
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