残暑を乗り切るための食生活5つのルール

イラスト:前田はんきち
残暑の厳しさで、体調をくずしやすい時期。体をいたわる養生ごはんで、夏の疲れを一掃しましょう。おいしく食べて、過ごしやすい季節まで、もうひとふんばり! 夏バテを防ぐための食生活における5つのルールを紹介します。

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1 暑い1日を乗り切るには、朝食は大事!
暑いだけでも体力を消耗するので、朝食はバランスよくしっかりと。食欲がなければ、せめて果物だけでもとりましょう!
2 ご飯を白米から胚芽米にかえてみる!
疲労回復の働きをするビタミンB1を含む代表的な食材といえば豚肉の赤身ですが、米の胚芽部分にも豊富に含まれています。毎日のご飯を白米から胚芽米にかえれば、ビタミンB1を容易にとることが可能です。胚芽米が手に入らなければ、七分(ぶ)づき米や発芽玄米入りご飯でも。
3 納豆、長芋、オクラなどのネバネバ食品で、元気をつける!
ネバネバのもと・ムチンには、疲労回復、整腸作用があります。
4 冷たいものをとりすぎない!
冷たいものは体を冷やし、消化機能を低下させます。水は常温で、冷たい飲み物はホットドリンクにかえて。温かくても香りがあると飲みやすいので、日本茶にミントの葉を入れたり、フレーバーティーがおすすめ。
5 猛暑の日は、食べる前にシャワーを軽く浴びるのがおすすめ!
シャワーで汗を流すと、食欲がアップします。また、料理をする元気がないときのために、ご飯の供をつくっておくと便利! すぐに食べられるものがあると、意外にご飯がすすみます。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2015年9月号より

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