どうする? 旅行中のプランターの水やり

留守がちの場合は、植えつけ時に土をマルチングしておくと水ぎれしにくい。
旅行や里帰りで家を空けがちなこの季節。そこで気になるのが、プランターで育てている野菜の水やりです。園芸家の深町貴子さんに解決法を教えてもらいました。

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2〜3日の旅行であれば、プランターを日陰に移してたっぷりと水やりし、土の表面をビニールなどで覆って乾燥を防ぎます。日ざしの強い時期は、さらに株全体を寒冷紗(かんれいしゃ)ですっぽり覆って日ざしを遮るのも効果的です。また、プランターが数鉢ある場合は、1か所に集めて置くと、お互いに湿度を保ち合って乾きにくくなります。
不在が1週間以上の場合は、プランター用の保水剤を使うとよいでしょう。使い方は製品によって異なりますが、土にさし込んだり混ぜたりしたあとに、たっぷりと水やりをすることで水分を保つものです。雨がまったく入らない場所で、旅行が2週間以上に及ぶときは、自動灌水(かんすい)装置の設置などを検討してください
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2015年8月号より

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