香りを駆使してつくる減塩おつまみ

油ににんにくの香りを移して、風味よく仕上げた「じゃがいもとえびのオイル煮」。普通につくると2.2gの塩分が、小田さんのレシピなら1.0gにまで減らせます。撮影:岡本真直
お酒を飲む人は、おつまみを食べることで、塩分を多くとってしまいがち。でも手づくりすれば、塩分管理がしやすくなります。香りや辛みをきかせれば、塩分少なめでもおいしいおつまみができます。料理家、栄養士、フードディレクターの小田真規子(おだ・まきこ)さんに、減塩でもおいしいおつまみをつくるコツを教えてもらいました。

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■スパイスや香味野菜でおいしくつくる

おつまみをつくるときは、塩分を含まないスパイスや香味野菜を上手に活用しましょう。塩やしょうゆなど、塩分を含む調味料が少なくても、おいしさを十分に感じることができます。
赤とうがらしや一味とうがらし、カレー粉(※)などは、油との相性もよいのでおすすめです。手づくりのおつまみには、塩分を含まない、好みのスパイスを探してみてはいかがでしょう。
※栄養計算上、カレー粉は100g当たり0.1gと微量の塩分を含む。

■にんにくの風味を生かす

油ににんにくの香りを移せば、風味がよくなり、塩分が少なくても満足感が得られます。にんにくは焦げないように気をつけましょう。
※つくり方はテキストに掲載しています。
■『NHKきょうの料理』2015年7月号より

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