梅雨が来た! 虫も来た! 園芸ビギナーのための雨・害虫対策

梅雨の季節です。雨は植物にとって必要なものではありますが、雨に弱い花もあります。また、湿度と気温が上がると虫も出てきます。雨対策、害虫対策をしておきましょう。園芸家の間室(まむろ)みどりさんが指南します。

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■雨に弱い花は、置き場所に気をつける

ペチュニアは花が雨に当たるとしみができたような状態になってしまいます。直接雨が当たらないような場所に移動させましょう。ほかの花やミニトマトもあまり雨ざらしにならないほうがよいので、置き場所に注意してください。吹き込む程度の雨は大丈夫です。

■害虫対策には

1 コンパニオンプランツを置こう
コンパニオンプランツとは、異なる種類の植物どうしを近くで栽培することにより、互いの成長によい影響を与え、共栄し合う植物のことです。例えばミントは香りが強く、虫よけの効果があるといわれています。ナスタチウムはアブラムシの天敵、テントウムシを呼び寄せます。花や野菜のそばにこれらを置いておくのもおすすめです
2 薬剤も利用して
害虫を見つけたら取り除きます。たくさん出てきたら薬剤が効果的。なかでも、ビギナーには持続性のある殺虫殺菌剤で、スプレータイプのものが使いやすくておすすめです。売り場で見てみましょう。
■『NHK趣味の園芸ビギナーズ』2015年4月〜6月より

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