育てがいあるベゴニア、6月が仕立て直しのチャンス!

ハンギングにして楽しみたい‘タイニー・ジェム’。2cmほどのピンク色の花を多数咲かせる。生育が遅いので、深く切り戻したりせずに、時間をかけて栽培するとよい。撮影:徳江彰彦
「放ったらかしにしている、木立性ベゴニアはありませんか? 今は仕立て直しの適期。この時期作業すれば秋から見違える姿で再び開花します」とアドバイスするのは、広島市植物公園の島田有紀子(しまだ・ゆきこ)さん。ベゴニアの魅力についてうかがいました。

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■家庭向きで、育てがい一番の花!

ベゴニアとはシュウカイドウ科ベゴニア属を指し、世界に1500種ほどの野生種が分布しています。そのなかで木立性ベゴニアは、地下に球根や根茎のような貯蔵器官をつくらず茎が立って伸びるタイプを指し、四季咲き性の品種が多く丈夫なことから、古くから人気の鉢花です。
多くの鉢花は、店頭に並んでいるときが美しさのピークといっても過言ではありませんが、木立性ベゴニアはより多くの花を咲かせながら、必ず買ったときよりも大きく豪華に成長します。花を咲かせながらぐんぐんと成長する姿を見るのは愛着が湧くものです。木立性ベゴニアほど、育てがいのある鉢花はほかにないといってよいでしょう。

■株をリフレッシュ!

一方で、手をかけずにただ玄関先や裏庭に置いてあるだけ、という光景もよく見かけます。丈夫なので、枯れることは少ないですが、それだけに捨てられることもなく、いつしか姿が乱れ、花つきが悪くなって、愛情が薄れてしまうこともあるようです。
それではあまりにも、もったいないと思いませんか。6月は乱れた姿を整え、株をリフレッシュさせるチャンスです。この機会に仕立て直しを行って、何年も豪華な花が楽しめるベゴニアに生まれ変わらせましょう。
※切り戻し、植え替え、さし芽など、梅雨時にしておきたい作業の手順はテキストで詳しく解説しています。
■『NHK趣味の園芸』2015年6月号より

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