料理ビギナーさん必見! ハツ江さんのおいしい知恵

肉と野菜を炒めてから煮る肉じゃがは、フライパンの得意料理。撮影:野口健志
新生活がスタートする4月。「きょうの料理ビギナーズ」も新しい1年が始まります。番組ミニコーナー「ハツ江のおいしい知恵」では、調理道具の選び方や食材の目利きなど、知っておくと役立つ、料理をもっとおいしくするポイントを紹介していきます。4月号のテーマは「フライパンで“和”のおかず」。まずはフライパンの選び方、そして調理に欠かせないまな板の使い方について高木ハツ江さんに教えてもらいました。(料理監修:大庭英子)

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■フライパンと、ピッタリ合うふたを

ビギナーには、こびりつきにくくてお手入れが簡単な表面加工のしてあるフライパンがおすすめです。直径24〜26cm、5〜6cm深さのもので、ある程度厚さがあるほうが使いやすいでしょう。煮物や蒸し物などの和食で欠かせないのがふた。フライパンのサイズに合ったふたをすることで、煮汁の蒸発を最低限にし、熱を閉じ込めて効率よく煮ることができます。耐熱ガラス製のふたは、煮汁の量など、中の様子が確認できて便利です。

■まな板は、野菜⇒肉の順で

食材を切ったり、下ごしらえをしたりするときに欠かせないのがまな板。使うときは水でサッと洗い、ぬれ布巾で表面を拭いて、においをつきにくくしましょう。食材は、野菜⇒肉の順に切ると、香りや汚れがつきにくく、洗う手間が省けます。野菜は、乾いたもの、風味の弱いものが先。ぬれたら布巾で拭き、肉を切ったあとは洗剤でしっかり洗います。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2015年4月号より

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