まず常温の水を……料理研究家の朝活ライフ

「お茶は、三年番茶、小豆茶、なつめとしょうがの韓国茶など、体調によって決めます」と北坂さん。写真は、ほうじ茶を濃く入れて、温めた豆乳で割ったミルクティー。撮影:柿崎真子
早朝に起床して、朝時間を有意義に過ごす朝活族が増えています。『きょうの料理ビギナーズ』2015年3月号も「朝」に注目。特集は「朝のちょい手間で快速晩ごはん」、放送にもシェフとっておきの朝ごはんが登場します。講師のみなさんが実践している朝活ライフについて教えてもらいました。

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■常温の水を飲み、舌の状態で体調をチェック!

朝起きたら、まず、常温の水をコップ1杯。そして、夏はにんじんとりんごのジュース、それ以外の季節はお茶を飲みながら、朝食に食べたいものを考えます。パンにしたり、和食にしたり、フルーツだけだったり。おなかが減らなければ、無理には食べません。また、歯を磨いたあとに舌の状態を見て、体調をチェックします。体調がよいときは、ピンク色でツルンとした舌が、悪いときはぽったりと堅く、ざらついて白っぽくなるのです。(料理研究家の北坂伸子さん)

■毎朝のにんじんジュースでかぜ知らず!

7年前、取材した元気な老夫婦の影響で、にんじんジュースを飲み始めました。老夫婦のレシピは7種類の野菜とフルーツを搾りますが、私のジュースは、にんじん、りんご、レモンの3種類。春はいちごやセロリの葉を加えたり、夏はりんごのかわりに梨にしたりとアレンジをすることもあります。晩ごはんの準備のついでにジュースの素材も切って冷蔵庫に入れておき、朝はジューサーにかけるだけ。おかげで、かぜをひきにくくなりました。(料理研究家の濱田美里さん)
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2015年3月号より

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