ドラマチックな夜景を撮影するポイント
- ISO6400にすると、シャッタースピードを1/60秒まで速くすることができました。しっかりと写し止めています。撮影:水野歌夕
旅先の美しい夜景も、ぜひ写真に残しておきたいもの。キラキラとライトアップされたイルミネーションや、ほんのりと灯る明かりなど、日が落ちて暗くなってからも魅力的な被写体はたくさんあります。フォトグラファーの水野歌夕(みずの・かゆう)さんに、夜景を撮る際の基本的なテクニックを教えてもらいました。
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■ISO感度を上げて手持ちで撮影する
ISO感度とは、カメラが光を感じる度合いのことで、ISO感度を高くするほど、少ない光量でも明るい写真が撮りやすくなります。その分、シャッタースピードも速くでき、絞りも絞れます。ただし、ISO感度を高くしすぎると粒子の荒れが目立ち、画像が劣化するというリスクがあります。反対にISO感度を低くすると、明るい写真を撮るために多くの光量が必要となりますが、高画質に写ります。
通常はISO400〜200以下が低感度、ISO800以上が高感度と大きく分類されます。日中の撮影であれば、ISOオートで問題ありませんが、夜景を撮る際は設定が必要です。夜景の場合、手持ちで撮影するならばISO感度を高くし、絞りは開放にしておきましょう。ISO感度の目安は、シャッタースピードが手ブレしない1/60秒くらいになる数値。なお、設定できるISO感度の数値はカメラの機種によって異なります。
■コントラストのあるところにピントを合わせる
夜は暗いため、日中の撮影よりもピント合わせが難しくなります。カメラが自動でピントを合わせてくれるオートフォーカス(AF)は、光量が少なくコントラストが低いところでは迷ってしまい、なかなかピントが合いません。そんなときは、画面の中で光と影のコントラストがはっきりしているところを探し、その部分にオートフォーカスを効かせてみましょう。この写真の場合、コントラストの高い炎周辺でピントを合わせました。
■『NHK趣味Do楽 レンズで見つける! わたしの京都 〜女子のカメラ&ライフ・レッスン〜』より
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■ISO感度を上げて手持ちで撮影する
ISO感度とは、カメラが光を感じる度合いのことで、ISO感度を高くするほど、少ない光量でも明るい写真が撮りやすくなります。その分、シャッタースピードも速くでき、絞りも絞れます。ただし、ISO感度を高くしすぎると粒子の荒れが目立ち、画像が劣化するというリスクがあります。反対にISO感度を低くすると、明るい写真を撮るために多くの光量が必要となりますが、高画質に写ります。
通常はISO400〜200以下が低感度、ISO800以上が高感度と大きく分類されます。日中の撮影であれば、ISOオートで問題ありませんが、夜景を撮る際は設定が必要です。夜景の場合、手持ちで撮影するならばISO感度を高くし、絞りは開放にしておきましょう。ISO感度の目安は、シャッタースピードが手ブレしない1/60秒くらいになる数値。なお、設定できるISO感度の数値はカメラの機種によって異なります。
■コントラストのあるところにピントを合わせる
夜は暗いため、日中の撮影よりもピント合わせが難しくなります。カメラが自動でピントを合わせてくれるオートフォーカス(AF)は、光量が少なくコントラストが低いところでは迷ってしまい、なかなかピントが合いません。そんなときは、画面の中で光と影のコントラストがはっきりしているところを探し、その部分にオートフォーカスを効かせてみましょう。この写真の場合、コントラストの高い炎周辺でピントを合わせました。
■『NHK趣味Do楽 レンズで見つける! わたしの京都 〜女子のカメラ&ライフ・レッスン〜』より
- 『レンズで見つける! わたしの京都 ―女子のカメラ&ライフ・レッスン (趣味Do楽)』
- NHK出版 / 1,080円(税込)
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