朝のちょい手間で快速晩ごはん【レシピ掲載】

朝メニューはじゃがバタ&じゃがマヨ。夜は火が通っているじゃがいもでスピーディーに肉じゃがを。撮影:吉田篤史
ひところは、翌日の朝食やお弁当の準備も兼ねた晩ごはんづくりが主流でした。しかし今や、トレンドは“朝”。早朝に起床して、朝時間を有意義に過ごす“朝活族”が増えています。ならば、ごはんづくりの発想を転換してみるのも手。『きょうの料理ビギナーズ』3月号では、忙しい朝でもできる“ちょい手間”で、晩ごはんづくりが楽になる方法を紹介しています。夜型の人は、朝と夜を置き換えたタイムスケジュールで有効活用してください。
テキストで紹介しているテクニックは大きく分けて3つ。「野菜を切るか、レンジでチン」「たった2つの調味料につけておく」「保温調理鍋でほったらかし」というどれも魅力的なラインアップです。本稿では、料理研究家の小林まさみさんが伝授する「朝ご飯のついでに切っておく、チンしておく」を取り上げます。

* * *

朝のちょい手間:じゃがいもを丸ごとチンしておく
皮付きのままラップで包んでチンするだけなので、手間いらず。皮もスルスルと簡単にむけて、大助かり!
朝ごはんにじゃがバタ&じゃがマヨ:チンしたじゃがいもに、バター&塩昆布、マヨネーズ&たらこをのせるだけ。パンやご飯がなくても満足できます。
夜は味しみしみのスピード肉じゃが:じゃがいもに火が通っているので、煮る時間を短縮できます。しかも、しっかり味がしみておいしい!

■肉じゃが

材料(2人分)
じゃがいも(電子レンジにかけておいたもの) 2コ
牛こま切れ肉 150g
ねぎ (大)1本
A(水…カップ1/2 みりん…大さじ2 しょうゆ…大さじ1と1/2 砂糖…大さじ1)
[常備品]サラダ油
1 じゃがいもはラップから取り出して皮をむき、四つ割りにする。ねぎは1cm幅の斜め切りにする。
2 フライパンにサラダ油大さじ1/2を強火で熱し、牛肉を炒める。肉の色が変わり始めたら端に寄せ、あいたところにじゃがいもを加え、隙間にねぎを加える。
3 混ぜたAを回し入れる。煮立ったらふたをし、じゃがいもに時々煮汁をかけながら、弱めの中火で8〜10分間煮る。
[1人分460kcal 調理時間15分]
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2015年3月号より

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