昆布はどんなものを選べばいいの?
- 左が切り昆布。撮影:野口健志
和食に欠かせない昆布ですが、買うときはどんなものを選べばよいのでしょうか。保存法も合わせて、高木ハツ江さんに教えてもらいました。(料理監修:大庭英子)
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■特徴:早く煮える日高昆布がおすすめ
昆布の主な産地は北海道。真(ま)昆布、利尻(りしり)昆布、羅臼(らうす)昆布など、種類や産地で分類されます。ビギナーにおすすめなのは日高昆布。北海道の日高地方でとれ、種名は三石(みついし)昆布といいます。手に入りやすく、比較的早く煮え、だしもよく出るので、幅広く使えます。切り昆布は、細く切った昆布。刻み昆布とも呼ばれます。
■選び方:緑褐色でつやのあるものを
よく乾燥して厚みがあり、緑がかった褐色で、つやのあるものを選びましょう。黄色っぽいものや、黒すぎるものは味が落ちます。表面に白い粉がついているのは、マンニットという甘みやうまみの成分。かびではないので、選んでも大丈夫。
■保存法:湿気を避けて常温保存
開封前も開封後も、常温で保存できます。ただし、日光の当たらない風通しのよい涼しいところで保存しましょう。開封後は、湿気が入らないよう、ジッパー付きの保存袋に袋ごと移すとよいでしょう。保存期間は表示を目安に。
■切り昆布の戻し方:短時間で戻ります
昆布には、細かく切った「切り昆布」もあります。切り昆布を戻すときは、サッと洗って水けをきり、多めの水に10〜20分間(袋の表示時間を確認)つけ、水けをきります。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2015年1月号より
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■特徴:早く煮える日高昆布がおすすめ
昆布の主な産地は北海道。真(ま)昆布、利尻(りしり)昆布、羅臼(らうす)昆布など、種類や産地で分類されます。ビギナーにおすすめなのは日高昆布。北海道の日高地方でとれ、種名は三石(みついし)昆布といいます。手に入りやすく、比較的早く煮え、だしもよく出るので、幅広く使えます。切り昆布は、細く切った昆布。刻み昆布とも呼ばれます。
■選び方:緑褐色でつやのあるものを
よく乾燥して厚みがあり、緑がかった褐色で、つやのあるものを選びましょう。黄色っぽいものや、黒すぎるものは味が落ちます。表面に白い粉がついているのは、マンニットという甘みやうまみの成分。かびではないので、選んでも大丈夫。
■保存法:湿気を避けて常温保存
開封前も開封後も、常温で保存できます。ただし、日光の当たらない風通しのよい涼しいところで保存しましょう。開封後は、湿気が入らないよう、ジッパー付きの保存袋に袋ごと移すとよいでしょう。保存期間は表示を目安に。
■切り昆布の戻し方:短時間で戻ります
昆布には、細かく切った「切り昆布」もあります。切り昆布を戻すときは、サッと洗って水けをきり、多めの水に10〜20分間(袋の表示時間を確認)つけ、水けをきります。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2015年1月号より
- 『NHK きょうの料理ビギナーズ 2015年 01月号 [雑誌]』
- NHK出版 / 514円(税込)
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