梅雨や暑い夏はインドアで楽しむ! 大人の「社会科見学」のすすめ

『ノジュール6月号』(JTBパブリッシング)775円+税(購読料金1年7980円+税)

 先月末から全国的に真夏日が続くなど、早くも夏の到来を感じさせる陽気になっています。うんざりしている人も多いかもしれませんが、梅雨や夏の時季にもレジャーは楽しみたいもの。そこで、おすすめしたいのがインドアで体験できる「社会科見学」です。

 ふだんは入れない研究施設やおなじみの商品の生産ラインなど、50代からの旅と暮らし発見マガジン『ノジュール』6月号では、「大人の社会科見学」と題して特集を組んでいます。

 一見、神殿にも見える施設は、「大谷石(おおやいし)地下採掘場跡」(栃木県宇都宮市)。地下30メートルの場所にあり、2万平方メートルにも及ぶ巨大な石の世界は、気温5℃で、吐く息が白くなるほど。しかし、取材した記者いわく、不思議な温かみを感じ、地球の胎内に入り込んだような感覚をもつそうです。古くは奈良時代から建築素材として使われてきた大谷石。戦時中は軍の秘密工場として、戦後は政府米の貯蔵庫として使われ、現在は一般公開しています。予約は不要で、見学の所要時間は約1時間です。

「JAXA筑波宇宙センター」(茨城県つくば市)では、宇宙飛行士の世界を体感することができます。宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、昨年発足10周年。今年は"民間宇宙旅行元年"とも呼ばれていますが、わが国の宇宙開発研究の最前線では、見学ツアーが用意されています。事前予約が必要ですが、「宇宙飛行士コース」「宇宙ステーションコース」「ロケットコース」の3つ。昨年は7万人余りが参加した人気ツアーです。

 ほかにも、レトロな洋館内の旧地下金庫などが見られる「日本銀行」(東京都中央区)や、コーヒー好きにはたまらない「UCC六甲アイランド工場」(兵庫県神戸市)、試飲付きの見学ツアーを行っている「サントリー山崎蒸溜所」(大阪府三島郡)などが紹介されています。

 同誌では、大自然の雄大さと美しさを満喫できる北海道の旅も特集。地元カメラマンが教えるとっておきの美景や、写真を見ただけでも食欲がわいてくる北海道グルメの数々も。

「夏もやっぱり旅に出たい!」という気分にさせてくれること間違いなしです。

【関連リンク】
50代からの旅と暮らし発見マガジン『ノジュール』
http://www.nodule.jp/

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