カラオケで"椎名林檎の曲を歌う女性"が嫌われがちな理由

嫌われ女子50
『嫌われ女子50』
犬山紙子
ベストセラーズ
1,134円(税込)
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女性誌のNO.1頻出ワードといえば、誰からも好かれる「愛され女子」。しかし、全方位に笑顔を振りまくことは、なかなかハードルが高そう。そこそこ嫌われない程度のマナーを守って、あとは自由気ままに生きるくらいが、ちょうどいいのかもしれません。

そんな生き方を提唱しているのが、コラムニスト・犬山紙子さんによる女子のためのマナー本『嫌われ女子50』。本書では、合コンや飲み会、デートや職場などのシチュエーション別に、たとえ本人には悪気がなくても「え、何この女!」と思われがちな女子の行動を紹介しています。

例えば、男子と一緒のカラオケでやると嫌われる行動がこちら。

aikoやAKBを歌う女に向かって「またまたモテそうな曲入れちゃって〜!」とヤジを飛ばす

普段歌っているネタ曲や、北斗の拳などドスの聞いた名曲を入れて、一緒に歌おうよ!と巻き込んでくる

(カラオケに)入ってすぐに(誰もしらない曲を入れて)「私はマイナーな曲を知っていますよ」アピールをする

友達の好きな男がいる前で、椎名林檎などのエロ目の曲を歌う

一生懸命アピールしようとしている女子に横からヤジをとばしたり、明らかに男ウケの悪い曲を入れてつぶそうとしたりする人は、同性の敵と見なされてしまうようです。また、周囲の盛り上がりやムードをおかまい無しに勝手な選曲をするのも、「ただ自己主張したいだけでしょ?」と周囲をげんなりさせてしまうとのこと。

みんなに嫌われないためだけに大人しくする必要はありませんが、周囲の人がどんなことで不快に思うかを押さえておけば、かえって自由に振る舞えるようになるはず。人間関係を快適にするためのマナー本として、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。

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