"結婚できない女"が聞き逃す「小言のプロポーズ」とは?

私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな (一般書)
『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな (一般書)』
ジェーン・スー
ポプラ社
1,296円(税込)
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プロポーズといえば、夜景のきれいなレストランで彼から突然「結婚しよう」と告白されるのが、多くの女性にとって憧れのシチュエーション。しかしほとんどの男性は、そのようには考えません。玉砕しないための予防線として、事前に「彼女が結婚してくれるかどうか」を確認することのほうが多いのではないでしょうか。

結婚できない独身女性の共通項を挙げた書籍『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』(ジェーン・スー)によれば、結婚できない女性に限って、彼が小さく発している「小言のプロポーズ」を聞き逃しているそう。

「たとえば、彼が自分の将来について話をしたとき。『俺、いつかは異業種に転職するとか、独立するとか、してみたいんだよねー』と、しっかりしたあなたが聞いたら寝言のような夢物語を語ったとしましょう。これが、空耳のような小言のプロポーズです」(本文より)

一見、どこがプロポーズなのかさっぱりわかりませんが、著者によれば「これは『俺がなにかにチャレンジしたときにも、こいつはついてきてくれるかな?』の確認だったりする」とのこと。結婚できない女性は、このサインに気づくどころか「この不景気に何を言っている!」とついつい跳ね返し、彼を「これじゃ結婚なんて断られる」とおびえさせてしまうのです。

ちなみに、結婚できる女性は一枚上手。「彼がさりげなく発した『引っ越そうかな』の一言にある種のサインを感じとり、さりげなく「こいつと一緒に住むのも悪くないな」と自然に思えるところまで誘導していく」と、著者は続けます。こまかなニュアンスを読み取る能力が、結婚できるか否かにかかってくるといえるのかもしれません。

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