忘年会や新年会の時期に! 医師が実践するお酒をやめずに出来るダイエット法
- 『酒をやめずにやせる技術 (扶桑社新書)』
- 木下 雅雄
- 扶桑社
- 821円(税込)
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年末からお正月にかけて、連日連夜忘年会をこなしている方が多いと思われますが"体重"の方はいかがですか?年が明けたら明けたで、新年会と称した飲み会もきっと多くなることでしょう。
ただでさえ外に出るのが億劫なこの季節に運動でやせるなんて酷な話。かといって好きなお酒や食べ物を絶つなんてことはできるわけがありません。
医師で自他ともに認める酒好きにして書籍『酒をやめずにやせる技術』の著者である木下雅雄さんは、91キロあった体重を「炭水化物ちょっとだけダイエット」というユニークな方法を用いて2年間で21キロの減量に成功したといいます。
「普通ダイエットを実践している人は、"禁欲"でなければならないと考えているようです。"出来るだけいろいろなものを食べないようにしよう、食べだすとタカが外れてしまって際限なく食べそうでこわい"というわけです。でも、"炭水化物ちょっとだけダイエット"は、この"禁欲でなければならない"という考え方を180度回転させています。」(木下さん)
たとえばチャーハンであったら10分の1を小皿にとり、"ちょっとだけ"を楽しむのだそう。好きなものはやはり食べたいので、量を減らして「普通のダイエットならタブーなもの」も食べてしまうのが木下流なのだとか。また、肉類も炭水化物ではないのでOKだと木下さんは言います。すき焼きはタレのカロリーが高いので難しいですが、焼肉ならば問題なく、お酒を飲みながら美味しく焼肉を食べているようです。
驚きなのは、木下さんが昼食はダイエットの大敵とされるカップラーメンで済ませているということ。低カロリーのカップラーメンであれば、カロリーは200~300キロカロリー。それに卵を落としても多くて380キロカロリー程度なので許容しているのだといいます。こういったユルさが、苦しむことなく痩せられる秘訣なのでしょう。
脂肪は食のうまみでもあり、腹もちもよく、肌の若さも保ってくれるため、絶たない方が良いとのこと。無理なく好きなものを食べ、運動もしたくないけど痩せたいという方は、本書を読んだらダイエットへの道が開けるかもしれません。