『千と千尋の神隠し』に学ぶFacebookのコメント獲得術

SNSの超プロが教える ソーシャルメディア文章術
『SNSの超プロが教える ソーシャルメディア文章術』
樺沢紫苑
サンマーク出版
1,620円(税込)
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 先日、「ポンキッキーズのムックがFacebookを始めた」というニュースが話題となりました。4月1日スタートだったために、嘘なのでは?との声も聞こえてきましたが、現在は、誕生日に自分の写真をアップしたり、カバー写真を変更したりと、Facebookを楽しんでいるよう。「ムックですぞ。なんとなく始めてみました。」というムックのFacebookは、多くの人からコメントが集まっており、賑やかな交流の場所となっています。ムックのような人気キャラクターであれば、Facebookでコメントを集めるのはそう難しいことではありませんが、私達は違います。

 書籍『ソーシャルメディアの文章術』の著者・樺沢氏は、「投稿後、一瞬にして最初のコメントを得る方法がある」といいます。

 投稿してからできるだけ早く、2~3件のコメントをもらうことがコメント欄を盛り上げるコツ。確かに、すでに数件のコメントがあれば、気兼ねなく書き込むことができますよね。では、その方法とは...。

 「それは、最初のコメントを自分で書き込む、ということです。例えば、記事を投稿した直後に、『あなたは、どのように考えますか? あなたの考えを是非書き込んでくださいと』とコメントを書き加えます」(樺沢氏)

 宮崎駿監督作品の映画『千と千尋の神隠し』の1シーンにヒントがあるといいます。千尋は雨の中で寂しげにたたずむカオナシに「そこ濡れませんか? ......ここ、開けときますね」と言います。すると、カオナシはその言葉に招き入れられて油屋に上がっていくのです。

 コメントを書くということは、友人のスペースにお邪魔する感覚に近いもの。ですので、「ここ、開けときますね」に近いニュアンスで、「どうぞコメントください」と一言添えておくだけで、気兼ねなくコメントができるのです。

 新規の書き込みがあった場合は、できるだけ早く返信することもポイントだそうです。確かに、返信すればコメント数は3件に。盛り上がっている感が出てきます。このようなちょっとしたテクニックで、Facebookでコメント数をのばすことができるのです。

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