なでしこ川澄選手「闘争心を高めるには生肉を食べる」の真意とは?
- 『Sports Graphic Number Do 理想のカラダのつくりかた。 (Number PLUS)』
- 文藝春秋
- 905円(税込)
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日本にスポーツグラフィック誌が生まれて30年余り。その第一号である『Number』(文藝春秋)は、ライバル誌が相次いで休刊する中、今なお唯一そのジャンルで生き残る骨のある総合スポーツ誌だ。
スポーツの結果を読むだけでなく、試合や大会の裏に隠されていたドラマを描く雑誌だが、昨年10月には『Number Do』 を創刊。「『見るスポーツ』から『するスポーツ』へ」のコピーのもと、日本人のスポーツに対するかかわりの変化をキャッチし、現在4号が発売されている。
最新号の表紙は、なでしこジャパンで「シンデレラガール」と評された川澄奈穂美選手。157センチとスポーツ選手にしては決して大きくない体だが、鍛え上げられた肉体美を披露している。
彼女のいう理想の体は「ケモノのようなカラダ」。以前、チームメイトだったブラジル選手を見て、「筋肉の質が違うな」と感じたという。「ああいうケモノみたいなカラダになれたらいいだろうな、とは思うけれど、人類の歴史を考えるとそれは無理ですからね。でも、日本人でも生肉を食べるとなれるみたいですよ(笑)。生肉を食べると闘争心が高まるって聞きましたから」と川澄選手。このユニークさも彼女の魅力の一つだろう。
バロンドールを受賞した澤選手は別格として、川澄選手の人気ぶりは目をひく。"なでしこフィーバー"から半年がたったが、バラエティ番組やCMに出演し、各種イベントにも登場。サッカーの実力はさることながら、なでしこジャパンの"おしゃれ番長"とも言われている。
なかでも注目されたのは、昨年9月に中国合宿から帰国した彼女が放った言葉。今いちばん何がしたいですか? との報道陣からの質問に「ニキビを治したいです」との回答。そして2月4日に川澄選手の自身のブログで、「ニキビ撲滅宣言します!」と書き込んだ。ファンからの反応は、ニキビケアへの応援や同じ悩みを持つ人からのもので......。
「ニキビケアを始めるってことは もっときれいななほさんが見られるってことですね。今回は三日坊主にならないようにしてくださいね(笑)」
「私もニキビ出来やすいのが悩みです( ̄◇ ̄;) 効きがよかったら試したいので是非また教えて下さい!!」
「なほさんの顔にニキビがあると、『お疲れかな?』と心配になってしまうので、ニキビケア、頑張って下さいね」
サッカー女子日本代表としてだけでなく、"ニキビに悩む女性"代表としても活躍することになりそうだ。