嵐・大野のドラマ『もう誘拐なんてしない』に「執事櫻井」「探偵松潤」

もう誘拐なんてしない (文春文庫)
『もう誘拐なんてしない (文春文庫)』
東川 篤哉
文藝春秋
637円(税込)
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 本年度のエンタメ界を盛り上げたと言っても過言ではない『謎解きはディナーのあとで』。書籍のみならず、櫻井翔・北川景子主演でドラマ化され、幅広い層で話題となりました。そんな同作の著者・東川篤哉氏の作品『もう誘拐なんてしない』が、来年1月3日にドラマ化されます(21:00~ フジテレビ系)。

 主演は嵐の大野智で、ヒロインは新垣結衣。そして、ゲスト出演として、嵐の櫻井翔と松本潤が登場すると、6日に発表されました。しかも、2人とも主演する同局系連続ドラマの役柄のまま出演するといったもの。櫻井は現在放送中の主演ドラマ『謎解きはディナーのあとで』の執事・影山役として。そして、松本は、来年1月から始まる主演の月9ドラマ『ラッキーセブン』の新米探偵・時多駿太郎役で登場します。


 原作の『もう誘拐なんてしない』は、大学の夏休みにたこ焼き屋台のアルバイトをしていた樽井翔太郎が、2人の男から追われるセーラー服姿の美少女・花園絵里香を助けるところから始まります。走ってきた美女からの「助けて」の懇願に、まるでドラマのようだと思いながらも、2人の男を奇襲攻撃した翔太郎。無事、助け出すことに成功しましたが、2人はヤクザだと聞かされます。それどころか、絵里香は組長の娘だったのです......。同作は、関門海峡を舞台に繰り広げられる青春コメディ&本格ミステリ。

 オリコンが発表した「2011年年間『本』ランキング」のBOOK(書籍総合)部門で、これまで年間最多記録を保持していた『ハリー・ポッターと死の秘宝』を抜き、1位となった『謎解きはディナーのあとで』。2011年の勢いのまま、12年も東川篤哉作品が日本のエンタメ界を牽引することになりそうです。

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