「奥州藤原氏がジョジョ立ち」「ジョジョの小説化」反響呼ぶ荒木飛呂彦氏の幅広い活動
- 『恥知らずのパープルヘイズ -ジョジョの奇妙な冒険より-』
- 上遠野 浩平,荒木 飛呂彦
- 集英社
- 1,404円(税込)
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漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の作者で、仙台市出身の漫画家・荒木飛呂彦氏が、平泉(岩手県)の世界遺産登録を記念したイラストが反響を呼んでいます。
イラストは、中尊寺金色堂を背中にして、奥州藤原氏の初代・清衡公がジョジョ立ちしているもの。清衡公の右には、馬にまたがった2代基衡がこちらを見つめ、左には3代秀衡の顔が大きく描かれています。
達増拓也知事がツイッターで、今回のイラスト制作をつぶやいたところ、掲載した県のホームページにアクセスが殺到。一時ダウンするなど、大きな反響がありました。
また、上遠野浩平氏、西尾維新氏、舞城王太郎氏といった現代を代表する熱き作家たちが、「ジョジョの奇妙な冒険」を小説化する、荒木飛呂彦画業30周年&ジョジョ25thアニバーサリィ企画「VS JOJO」シリーズも、書店で注目を集めています。
現在は、上遠野浩平氏VS JOJOとして、『恥知らずのパープルヘイズ-ジョジョの奇妙な冒険より-』を発売中。舞台は第5部完結の半年後、多くの犠牲の末に"ボス"を打倒したジョルノたち。そんな彼らと"裏切り者"フーゴの物語を描いています。
今後は、西尾維新氏、舞城王太郎氏といった順に小説化が実現します。平泉のイラストやジョジョの小説化。幅広い活躍をみせる荒木氏の次の一手は何か、想像を覆すような活動が期待できます。