リーフ系のクリスマスローズでおしゃれな寄せ植え

バスケットもシックな色を選んで全体に統一感を。撮影:田中雅也
リーフ系のクリスマスローズは、根をくずしやすいので、寄せ植えにも最適。園芸研究家の松村みよ子(まつむら・みよこ)さんに、おしゃれに楽しむコツを教えていただきました。

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寄せ植えに使うなら、1年目の小さな苗がおすすめ。葉がしなやかでほかの植物と合わせやすいうえ、根鉢もまだ柔らかくくずしやすいので、自在にアレンジできます。値段が手ごろなのも、気軽に挑戦しやすいポイントです。
寒い時期は植物の生育も緩慢。だから株姿が乱れず、次々と咲く花を愛でながら、美しい状態を長く楽しむことができます。

■松村さんに聞きました! 寄せ植え上手になれるコツ

Q 合わせる植物は?
A クリスマスローズを主役にするなら、ビオラなど冬期によく咲く小花がおすすめ。ビオラは八重咲きなどのブランド苗もよいですが、無名のシンプルで安価な苗でも次々とよく咲き、主役を引き立ててくれます。
Q バランスが難しくて…
A 5号くらいの小さい鉢から始めると、簡単にカッコよくできます。寒い時期は、ぎゅっと密に植えても伸びすぎることはないので大丈夫。すき間には、ヘデラなどのつる性植物を株分けして植え込むと、おしゃれに仕上がります。つくる過程を楽しんで、自分がよいと思えばOK!
■『NHK趣味の園芸』2022年2月号より

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