ホウレンソウは夜も明るい場所はNG!
- 撮影:栗林成城
真冬にとれる貴重な葉もの野菜の代表ともいえるホウレンソウは、寒締めでより甘く、より肉厚になっておいしくなります。収穫前にしっかり寒さに当てましょう。恵泉女学園大学人間社会学部教授の藤田 智(ふじた・さとし)さんが、ホウレンソウ栽培のポイントを教えてくれました。
* * *
■夜も明るい場所はNG!
ホウレンソウは、日が長くなるととう立ち(花茎を伸ばして花を咲かせること)する性質があります。そのため、夜間も明るい場所で育てると、昼間が長くなったと勘違いしてとう立ちしてしまうので、外灯や街灯の近くで育てるのは避けます。菜園が庭やベランダの場合は、明かりがもれないように、夜はカーテンを閉めましょう。
■pH6.5~7.0に調整する
酸性土壌が苦手なので、タネまきの1~2週間前に土壌酸度を測定し、pH6.5~7.0になるように苦土石灰をまきます。
■真冬の野菜作りに3種の保温資材
寒い時期にタネをまくには、保温のための資材が不可欠です。マルチ、不織布、保温シートの3種の資材を駆使して、少しでも寒さを和らげましょう。寒さで生育がゆっくりになるので、12月以降にタネをまく場合は収穫まで2か月以上かかります。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2021年12月・2022年1月号より
* * *
■夜も明るい場所はNG!
ホウレンソウは、日が長くなるととう立ち(花茎を伸ばして花を咲かせること)する性質があります。そのため、夜間も明るい場所で育てると、昼間が長くなったと勘違いしてとう立ちしてしまうので、外灯や街灯の近くで育てるのは避けます。菜園が庭やベランダの場合は、明かりがもれないように、夜はカーテンを閉めましょう。
■pH6.5~7.0に調整する
酸性土壌が苦手なので、タネまきの1~2週間前に土壌酸度を測定し、pH6.5~7.0になるように苦土石灰をまきます。
■真冬の野菜作りに3種の保温資材
寒い時期にタネをまくには、保温のための資材が不可欠です。マルチ、不織布、保温シートの3種の資材を駆使して、少しでも寒さを和らげましょう。寒さで生育がゆっくりになるので、12月以降にタネをまく場合は収穫まで2か月以上かかります。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2021年12月・2022年1月号より
- 『NHK趣味の園芸やさいの時間 2021年 12 月号 [雑誌]』
- NHK出版
- >> Amazon.co.jp
- >> HMV&BOOKS