あなたはどっち？ ケチャップえびチリ or トマトえびチリ

自由に選べてどっちもおいしいレシピを紹介する連載「あなたはどっち？えらべるレシピ」が最終回を迎えました。最後を飾るのは華やかな「えびチリ」。甘みがきいたケチャップか、フレッシュなトマトか……さあ、あなたはどっち？

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今回は中華の定番、プリップリのえびチリに挑戦します。えびが堅くならないようにするには？　どうやって味をつくるのが正解なの？　料理研究家の小田真規子（おだ・まきこ）さん、教えてください！

■えびは火の通しすぎに注意！

えびを調理する際のポイントは、下ごしらえをきちんとすることと、加熱しすぎないこと。下ごしらえでは背ワタがあれば除き、かたくり粉をふってから洗うことでくさみのもとを除くことができます。そして加熱するときのコツは、余熱をうまく利用すること。両面をサッと焼いてから取り出しておくと、余熱でジワジワと火が入って、堅くならずプリプリとした食感に。ソースのベースは懐かしいトマトケチャップでもよし、フレッシュでヘルシー感のある生のトマトでもよし。ラー油や豆板醤などで辛みを調整すれば、絶品チリソースの完成です。

■甘みが効いた懐かしい味　ケチャップえびチリ

えびは焼く前にもかたくり粉をまぶして、ソースのとろみのもとに。先に両面をサッと焼いてプリッとしたところで取り出しておくと、余熱で火が入り、加熱しすぎて堅くなることがありません。


■フレッシュなトマトのうまみが凝縮！　トマトえびチリ

トマトの水っぽさが出ないよう、チリソースはしっかり煮詰めます。へらでかき混ぜて、フライパンの底が見えるくらいまで煮詰めたら、えびを戻し入れて。

※つくり方はテキストに掲載しています。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2021年11月号より