コップで手軽に!キッチンガーデン

撮影:渡辺七奈
ハーブやラディッシュなどをコップで手軽に育ててみませんか? 室内の窓辺に置けば、一年中、とれたて野菜を味わえますよ。教えてくれるのは、園芸研究家の岡井路子(おかい・みちこ)さんです。

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■キッチンガーデンのメリット

1 窓辺を野菜畑に!
コップにタネまき・植えつけをして明るい窓辺に並べれば、小さな野菜畑に。気分がリフレッシュされて、おうち時間が楽しくなりそう。
2 丸ごと洗える!
育った野菜をすぐに料理に使えるのも魅力。食べるときには、土が流れないように地表をラップで覆って、葉っぱをジャブジャブ丸洗い。
3 コップごと食卓へ!
丸ごと洗った野菜は、コップごと食卓に並べましょう。好きな野菜を好きなだけ摘み取って、自分好みの一皿をカスタマイズできます。

■スタート方法は2つ

苗は出回る時期が限られますが、タネなら好きなときに栽培を始められるのが魅力です。
1 根菜類は必ずタネから
ミニニンジンやラディッシュなどの根菜類は、苗を植える(移植)と叉根(またね)になるなど、根の形が悪くなります。必ず、タネを直接、土にまいて栽培を始めましょう。
● ミニニンジン ● ラディッシュ● 小カブ
2 葉菜類はタネでも苗でも
葉を収穫して利用する葉菜(ようさい)類は、タネでも苗でも、どちらからでも育てられます。苗を入手すれば失敗する可能性が少なく、植えつけの1~2週間後から収穫を始められて手軽です。タネから育てると、柔らかい間引き菜を味わえるほか、芽が出てから日々大きくなる過程を観察する楽しみもあります。
● ホウレンソウ ● コマツナ ● ミズナ● パクチー ● チャイブなど
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2021年10・11月号より

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