秋空に映えるマムとサルビア どっちを植える?

マム‘ブロッサムタイム’の周囲に五色トウガラシを配して、キュートな寄せ植えに。撮影:田中雅也
今の季節におすすめの植物2種類を、2人の講師によるプレゼンテーション合戦で紹介するシリーズ。今回は秋空に映えるマムvs.サルビアの草花対決です。マムのプレゼンターは園芸研究家の杉井志織(すぎい・しおり)さん、サルビアのプレゼンターは園芸研究家の矢澤秀成(やざわ・ひでなる)さんです。

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■マムは庭でも部屋でも楽しめる!

マムは、ガーデニング向きに育てやすく美しく改良された洋ギクのこと。なかでも鉢植え向きにコンパクトに改良された園芸品種を「ポットマム」と呼びます。
マムの魅力は、なんといっても圧倒的な扱いやすさ。栽培にはほとんど手間がかかりません。そして、草丈が高いものから低いものまで数多くそろい、花形や花色のバリエーションも豊か。花もちもよいので、切り花にして長く飾ることも。きっとお気に入りの楽しみ方が見つかりますよ!

■サルビアだけでおしゃれガーデンに

公園などでよく見る朱赤の花・スプレンデンスが有名ですが、魅力的なサルビアはそれだけではありません。世界中になんと900以上の種類があるともいわれ、草丈は20cmから1m以上に育つものまで。花色も白から赤、黄色に水色、黒に近い紫色までと、まさによりどりみどり。サルビアだけの植栽も見ごたえ十分で、管理の手軽さも強みです。
寒さに弱く一年草扱いのタイプもありますが、今回は何年も楽しめる宿根草タイプを中心に勝負。魅力を存分にお伝えします。
※テキストではそれぞれのさらなる魅力、育て方を紹介しています。
■『NHK趣味の園芸』2021年10月号より

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