ラズベリー&ブラックベリーが初心者にオススメなワケ

鉢植えのほうが管理しやすいという点もビギナーには嬉しい 撮影:伊藤善規
かわいらしい果実をつけるラズベリーブラックベリー。苗木1本から始めて、品種によっては1年以内に収穫が楽しめる手軽さが大きな魅力です。秋田県立大学アグリイノベーション教育研究センターの今西弘幸(いまにし・ひろゆき)さんが、基礎知識やおすすめ品種、育て方などを紹介します。

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■どんな植物?

どちらもキイチゴの仲間の果樹
ラズベリーとブラックベリーはどちらもバラ科キイチゴ属の落葉低木です。枝は2年で枯れますが、地面から新しい枝を次々と出し、枝を交代させながら成長を続けます。
栽培方法はほぼ同じで共通点が多い2つのベリー。主な特徴をそれぞれ紹介します。
ラズベリー
・冷涼な気候を好み、ブラックベリーに比べて、耐寒性がある。
・熟した果実は赤色だけでなく、黄色や黒色もあり、品種により異なる。
・果実は酸味が効いた甘さで、花のような独特の香りがある。
ブラックベリー
・温暖な気候を好み、ラズベリーに比べて 耐暑性がある。
・果実の色は熟す過程で緑や赤などに変化し、熟すと黒くなる。
・果実は甘酸っぱくジューシー。ラズベリーの甘く花のような香りに加えて、青草っぽい匂いがする。

■どうして初心者向け?

1株ですぐ実り、とても丈夫
果実をつけるためには2品種以上が必要で、収穫まで数年かかる果樹が少なくありません。でも、ラズベリーとブラックベリーは1品種でも果実をつけ、1株から始められます。
また、植えつけから1年以内に収穫も可 。この夏、二季なり性品種から始めれば、今秋には収穫できます。一季なり性品種でも来年には収穫が楽しめます。
さらに、生育旺盛で育てやすく、鉢植え栽培向きなことも初心者にぴったりです。
■『NHK趣味の園芸』2021年7月号より

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