グレープフルーツは冷やしすぎ厳禁! おいしく食べるコツ

撮影:三浦英絵
旬のフルーツは、味わいはより甘く、みずみずしく、種類もどんどん増えています。今こそおうちでフルーツ生活! 知って得するプロのコツを毎月お届けします。第2回は、酸っぱさがやみつきになるグレープフルーツです。

* * *


■ジューシーで甘いフロリダ産

グレープフルーツは、主にアメリカや南アフリカなどから輸入され、一年中店頭に並びます。なかでもアメリカ・フロリダ産のものは、皮が薄くて果汁がたっぷり。苦みと酸味が穏やかで、グレープフルーツ界では一目置かれる存在です。そのフロリダ産の旬が12〜5月で、今が食べ頃。あの独特の苦みがなく、酸味と甘さの絶妙なバランスに驚くはずです。
ちなみに定番のホワイトは、キュッとした酸味が特徴で、ピンクは甘みが強くてまろやかな味わい。王道の酸っぱさを楽しむのなら、ぜひホワイトを選んでみてください!

■冷やしすぎは厳禁です

グレープフルーツは追熟せず、購入後はすぐ食べる、保存は常温を基本に。冷たいのが好みなら、食べる数時間前に冷蔵庫で冷やしましょう。

■皮は香りの素(もと)。捨てずに利用

皮には、香りの成分が出る小さな穴(油胞)があり、そのまま台所や洗面所に置くだけで天然の芳香剤に。切り方を工夫して器にしても!
※テキストではグレープフルーツの飾り切りの方法を紹介しています。
■『NHKきょうの料理』連載「フルーツがおいしくなる プロのコツ、教えます!」2021年5月号より

NHKテキストVIEW

NHKテキストきょうの料理 2021年 05 月号 [雑誌]
『NHKテキストきょうの料理 2021年 05 月号 [雑誌]』
NHK出版
商品を購入する
>> Amazon.co.jp
>> HMV&BOOKS

« 前のページ | 次のページ »

BOOK STANDプレミアム