短時間で甘く育つ! 夏エダマメ成功のコツ
- 撮影:阪口 克
4~5月にタネをまくのが一般的なエダマメ。今回は真夏に収穫できる、6月まきの成功のコツをエダマメ名人・加藤正明(かとう・まさあき)さんがレクチャーしてくれました。
* * *
■6月まきのメリット
4~5月にタネをまいた人も、6月にもう一度ずらしまきをすれば8月上旬〜9月下旬に収穫でき、夏じゅうとりたてのエダマメを味わえます。
ただし、高温下での栽培となる6月まきは、4~5月まきに比べて、暑さによる発芽不良や害虫による被害が多くなり、栽培の難易度はやや高め。5つの対策を徹底して、甘くておいしいエダマメ収穫を目指しましょう。本稿ではタネまき前後のポイントを紹介します。
■ポイント1 あらかじめ遮光して地温を下げるべし
エダマメは、地温が30℃を超えると発芽しにくくなるので、暑い時期にタネをまく場合、タネまきの前日に遮光ネットで日よけをして、地温を下げておくのがポイントです。発芽直後の芽は弱々しく、夏の直射日光でダメージを受けやすいので、初生葉(しょせいよう/マメ科野菜などで、双葉の次に出る葉)が完全に開いてから遮光ネットを外しましょう。
■ポイント2 タネまき後の水やりは避けるべし
エダマメの場合、タネまき後の水やりはしないのが加藤流。急激な水分吸収でタネが膨張して腐りやすいうえ、水やりで地温がより高温になり、根がダメージを受けて発芽障害を起こしやすくなるからです。ただし、土がカラカラに乾いていたら、あらかじめ土に水をまき、半日ほど落ち着かせてからタネをまきます。
※これ以降のポイントはテキストをご覧ください。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2021年6・7月号より
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■6月まきのメリット
4~5月にタネをまいた人も、6月にもう一度ずらしまきをすれば8月上旬〜9月下旬に収穫でき、夏じゅうとりたてのエダマメを味わえます。
ただし、高温下での栽培となる6月まきは、4~5月まきに比べて、暑さによる発芽不良や害虫による被害が多くなり、栽培の難易度はやや高め。5つの対策を徹底して、甘くておいしいエダマメ収穫を目指しましょう。本稿ではタネまき前後のポイントを紹介します。
■ポイント1 あらかじめ遮光して地温を下げるべし
エダマメは、地温が30℃を超えると発芽しにくくなるので、暑い時期にタネをまく場合、タネまきの前日に遮光ネットで日よけをして、地温を下げておくのがポイントです。発芽直後の芽は弱々しく、夏の直射日光でダメージを受けやすいので、初生葉(しょせいよう/マメ科野菜などで、双葉の次に出る葉)が完全に開いてから遮光ネットを外しましょう。
■ポイント2 タネまき後の水やりは避けるべし
エダマメの場合、タネまき後の水やりはしないのが加藤流。急激な水分吸収でタネが膨張して腐りやすいうえ、水やりで地温がより高温になり、根がダメージを受けて発芽障害を起こしやすくなるからです。ただし、土がカラカラに乾いていたら、あらかじめ土に水をまき、半日ほど落ち着かせてからタネをまきます。
※これ以降のポイントはテキストをご覧ください。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2021年6・7月号より
- 『NHK趣味の園芸やさいの時間 2021年 06 月号 [雑誌]』
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