ビギナーでも失敗なし! アジサイ栽培4つのコツ
- 撮影:成清徹也
丈夫で育てやすいアジサイは特別なテクニックは不要。4つのコツを守れば誰でも元気に育てられます。園芸研究家の川原田邦彦(かわらだ・くにひこ)さんにアジサイ栽培の4つのコツを教えてもらいました。
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■あとにせず今すぐ植え替える
開花鉢は株のサイズに対して鉢が小さいだけでなく、生産者が育てやすい用土が使われている場合がほとんど。購入後は一般の用土で植え替えたほうが水やりなどの管理がしやすくなります。また植え替え時に元肥は不要です。
■置き場は日当たりよく
半日陰でも育ちますが、花つきが悪くなったり、本来の花色が楽しめなかったりするアジサイもあります。
アジサイはできるだけ日なたで育てるのが基本です。ただ真夏は強い直射日光を避け、軒下などに移動させるとよいでしょう。ベランダなら、すのこや台の上に置き、熱がこもらない工夫も必要です。
また、真冬は乾燥した寒風で花芽が傷むことも。鉢を移動させて避けるようにしましょう
■剪定時期はタイプで異なる
ガク咲きは装飾花が裏返ったとき、テマリ咲きは本来の花色が変化したとき。これが花の終わりの目安です。ガクアジサイは7月までに、ヤマアジサイは6月までに作業します。剪定が遅れると翌年花が楽しめないので気をつけましょう。
アメリカアジサイは、花後すぐに剪定する必要はありません。冬の花枯れした姿まで楽しみ、翌年3月までに作業すればOK。それでも花は咲きます。
■肥料は時期や量に注意
肥料は決まった時期に、パッケージに記載された規定量を施しましょう。
開花鉢を購入した場合、最初に施す肥料は寒肥(冬の休眠期に施し、春からの成長を促す肥料)です。油かす主体の有機質固形肥料などを。鉢植えの場合は2週間に1度、2回に分けて施します。翌年からは花後の追肥も忘れずに(1年目は植え替え直後のため施さない)。
※植え替えの詳しい方法や剪定箇所などはテキストに掲載しています。
■『NHK趣味の園芸』2021年6月号より
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■あとにせず今すぐ植え替える
開花鉢は株のサイズに対して鉢が小さいだけでなく、生産者が育てやすい用土が使われている場合がほとんど。購入後は一般の用土で植え替えたほうが水やりなどの管理がしやすくなります。また植え替え時に元肥は不要です。
■置き場は日当たりよく
半日陰でも育ちますが、花つきが悪くなったり、本来の花色が楽しめなかったりするアジサイもあります。
アジサイはできるだけ日なたで育てるのが基本です。ただ真夏は強い直射日光を避け、軒下などに移動させるとよいでしょう。ベランダなら、すのこや台の上に置き、熱がこもらない工夫も必要です。
また、真冬は乾燥した寒風で花芽が傷むことも。鉢を移動させて避けるようにしましょう
■剪定時期はタイプで異なる
ガク咲きは装飾花が裏返ったとき、テマリ咲きは本来の花色が変化したとき。これが花の終わりの目安です。ガクアジサイは7月までに、ヤマアジサイは6月までに作業します。剪定が遅れると翌年花が楽しめないので気をつけましょう。
アメリカアジサイは、花後すぐに剪定する必要はありません。冬の花枯れした姿まで楽しみ、翌年3月までに作業すればOK。それでも花は咲きます。
■肥料は時期や量に注意
肥料は決まった時期に、パッケージに記載された規定量を施しましょう。
開花鉢を購入した場合、最初に施す肥料は寒肥(冬の休眠期に施し、春からの成長を促す肥料)です。油かす主体の有機質固形肥料などを。鉢植えの場合は2週間に1度、2回に分けて施します。翌年からは花後の追肥も忘れずに(1年目は植え替え直後のため施さない)。
※植え替えの詳しい方法や剪定箇所などはテキストに掲載しています。
■『NHK趣味の園芸』2021年6月号より
- 『NHKテキスト趣味の園芸 2021年 06 月号 [雑誌]』
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