かわいい! プランターでカラフル小カブ

撮影:渡辺七奈
白以外にも、ピンク色や赤色、黄色などさまざまな色がかわいい小カブ。あなたは、何色のカブを育てますか? 園芸家の深町貴子(ふかまち・たかこ)さんに、育て方のコツを教えてもらいました。

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■適期に間引く

カブは土の中で太るのではなく、地面の上で胚軸(はいじく)と呼ばれる茎が太って丸くなります。上手に育てるコツは、適期に間引いて株間を広げ、株の大きさをそろえること。間引きが遅れると、胚軸が伸びて株がぐらつき、いびつな形になることもあるので注意しましょう。

■列ごとに品種を分ける

品種ごとに間引きや収穫のタイミングが異なるので、それぞれの品種を列ごとに分けて栽培します。

■とり遅れに注意

小カブのとりごろは、直径5~6cmのころ。その後も肥大しますが、あまり大きくなりすぎると、す(内部に空洞ができること)が入ったり、表面が割れたりする(裂根〈れっこん〉)ので早めの収穫を。若いうちに収穫した小カブは柔らかく、葉もおいしいのでぜひ味わって。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2020年8・9月号より

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