意外と簡単! しっとりすべすべの手づくりどら焼き【レシピ掲載】

撮影:砂原 文
難易度が高そうなどら焼きも、フードコーディネーターで料理研究家の飯塚有紀子(いいづか・ゆきこ)さんのレシピなら意外と手軽につくれます。おうち時間を活用して、手づくりどらやきでカフェタイムはいかがですか? 『いつでもおやつ ビギナーでも必ずおいしい、とっておきレシピ』(NHK出版)から、どら焼きのつくり方をご紹介します。

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丸くて茶色い、しっとりすべすべの肌にたっぷりあんこをはさんだその表情はまるでにっこり笑みをたたえて3時になるのをじっと待っているかのよう。
ためらいつつも、手に取ってみると思いのほか、あんこがずっしり重く待ちきれずに、パクリとかぶりついてしまうのです。
材料(6コ分)
卵 2コ
砂糖 80g
はちみつ 大さじ1
水 50ml
薄力粉 120g
重曹 小さじ1/2
サラダ油 少々
粒あん(市販) 300g(小豆を煮て砂糖を加え、粒を残してつくるあん。パック入りや缶詰のものが市販されている)
1 ボウルに卵を溶きほぐし、砂糖を加えて軽く泡立てる。
2 もったりした状態になり、すくい落としたときにトロトロとたれるぐらいになればOK。(飯塚さん「泡立てすぎるとふくらみすぎてフカフカになってしまいます」)
3 はちみつ、水を加えてよく混ぜる。
4 薄力粉と重曹をストレーナーでふるい入れる。
5 粉けがなくなるまで、泡立て器でグルグルと混ぜる。
6 ラップをして冷蔵庫で約30 分間休ませる。
7 フライパンを弱めの中火で熱してサラダ油を薄く塗り、6を1枚につき玉じゃくし半分ほど流し入れる。
(飯塚さん「玉じゃくしを動かさずに真ん中にたらすようにすると、きれいな円形に広がります」)
8 表面にポツポツと気泡が出て、周りが乾いてきたら裏返し、軽く焼く。残りも同様にして全部で12枚焼く。
9 1枚の裏面に粒あんの1/6量をこんもりとのせる。
10 もう1枚を重ねて軽くなじませる。残り5コも同様に仕上げる。
※書籍『いつでもおやつ ビギナーでも必ずおいしい、とっておきレシピ』(NHK出版)では、それぞれのプロセス写真、アレンジのアドバイスなども掲載しています。
■『いつでもおやつ ビギナーでも必ずおいしい、とっておきレシピ』より

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いつでもおやつ ビギナーでも必ずおいしい、とっておきレシピ
『いつでもおやつ ビギナーでも必ずおいしい、とっておきレシピ』
飯塚 有紀子
NHK出版
1,430円(税込)
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