お母さんが揚げてくれたやさしいドーナツ【レシピ掲載】

撮影:砂原 文
子どものころ、「ただいま!」と玄関をあけるとお母さんがつくるおやつの甘い香りが漂ってきて……そんな思い出がよみがえるやさしいレシピを集めた『いつでもおやつ ビギナーでも必ずおいしい、とっておきレシピ』(NHK出版)。フードコーディネーターで料理研究家の飯塚有紀子(いいづか・ゆきこ)さんのシンプルだからこそ何度もつくりたくなるレシピから、「ドーナツ」のつくり方をご紹介します。揚げたてのドーナツをお茶請けに、思い出話なんて素敵ですね。

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カラフルで華やかなドーナツもいいけれど子どものころにお母さんが揚げてくれたドーナツがやっぱりいちばん! という人も多いのではないでしょうか? クリーム色の輪っかたちが油の中でぷくぅ〜とふくらみながらきつね色に色づいていく様子は大人になった今でも、ワクワクうれしくなるものです。
材料(6コ分)
バター(食塩不使用) 25g
卵 1コ
グラニュー糖 50g
牛乳 60ml
薄力粉 220g
ベーキングパウダー 小さじ1
揚げ油 適量
1 バターを湯煎で溶かす。
2 ボウルに卵を溶きほぐし、グラニュー糖を加えて混ぜ合わせる。
3 牛乳を加えて混ぜ合わせる。
4 1のバターを熱いうちに3に加えて混ぜ合わせる。
5 薄力粉とベーキングパウダーを合わせて、ふるい入れる。
6 ゴムべらで粉けがなくなるまで混ぜる。(飯塚さん「練らないように、ゴムべらでサックリと混ぜるようにします」)
7 ラップで包み、冷蔵庫に入れて30分間休ませる。
8 生地を6等分し、手で丸める。
9 中央に指で穴を開けて、穴を広げながらドーナツ状に成形する。(飯塚さん「揚げると生地がふくらむので、穴は大きめにしておいたほうがよいですよ」)
10 170℃(※1)の揚げ油に2 〜3コずつ入れ、下の面がきつね色になったら裏返して同様に揚げる。
※1:一度水でぬらして拭いた菜箸を入れたとき、スーッと細かい泡が出る状態。(飯塚さん「あまり温度が高いとすぐに焦げてしまうし、低い温度だと油っぽくなるので注意して!」)
※書籍『いつでもおやつ ビギナーでも必ずおいしい、とっておきレシピ』(NHK出版)では、それぞれのプロセス写真、アレンジのアドバイスなども掲載しています。
■『いつでもおやつ ビギナーでも必ずおいしい、とっておきレシピ』より

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いつでもおやつ ビギナーでも必ずおいしい、とっておきレシピ
『いつでもおやつ ビギナーでも必ずおいしい、とっておきレシピ』
飯塚 有紀子
NHK出版
1,430円(税込)
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