春に向かって! 菜園計画の第一歩

菜園シーズン本番前にやっておきたいのが、いつ、どこで、何を育てるかを考える「菜園計画」です。恵泉女学園大学人間社会学部教授の藤田 智(ふじた・さとし)さんに、菜園計画の第一歩を教えてもらいました。

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■STEP1 まずは作りたい野菜をリストアップ!

まず初めに、今年はどんな野菜を作りたいかを考えてみましょう。「夏、ビールのおつまみでエダマメを食べたい」「果物のように甘いトマトを育てたい」「大きくて立派なスイカを作ってみたい」など、作ってみたい野菜や目標をノートなどに書き出してリストアップしてみましょう。
中・上級者なら、今まで育てたことのない野菜や珍しい品種、新しい品種などをラインナップに加えてみるのもおすすめ。「作ってみたい」「食べてみたい」という気持ちが動機づけとなって、計画を立てたり、菜園に通ったりするのが楽しくなります。

■STEP2 育つ時期と株のサイズをチェック

作りたい野菜が出そろったら、次に育つ時期と株のサイズを把握しましょう。
野菜ごとに栽培に適した時期があり、大きく「春から夏」「秋から冬」のサイクルに分けられます。適期ではない時期に栽培するとうまく育たないので、まずは自分の作りたい野菜がどちらに入るのかを確認しましょう。
次に株が成長するとどれくらいの大きさになるのか、おおよそのサイズを把握し、育てる場所と株数を決めます。例えばトマトは草丈が150~200cmと高くなるので、陰になって育ちの悪い野菜が出ないよう北側(または西側)に配置します。また、成長後の株の広がりを考慮して適切な株間をあけ、ゆとりをもったレイアウトにすることが大切です。
※続きはテキストでお楽しみください。
■『NHK趣味の園芸 やさいの時間』2020年2・3月号より

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