大根の抗炎症作用がのどやせきに効く! はちみつ大根

はちみつ大根 撮影:中村あかね
なんとな~く体によさそうとは思っていたけれど、やっぱり大根ってイイところがいっぱい。大根パワーをしっかりキャッチできる逸品があなたの冬の元気を応援しますよ! 料理研究家・管理栄養士の新谷友里江(にいや・ゆりえ)さんがつくってくれました。

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■大根の抗炎症作用がのどやせきに効く!

大根特有の辛みの正体はイソチオシアネートという成分で、実は大根を切ったりすりおろして細胞を壊すことで表に出てきます。このイソチオシアネートは殺菌作用、消炎鎮痛、抗酸化作用に優れ、のどの痛みに効くといわれています。揮発性が高く熱に弱いのが難点なのですが、小さく切った大根をすぐにはちみつにつけて空気を遮断することで、イソチオシアネートを閉じ込めることができます。一方、はちみつにも強い殺菌作用と保湿作用が。はちみつ大根は、その強力タッグでのどを潤しながら炎症を和らげることができます。
 

■はちみつ大根

のどやせきが気になるときに。そのままが苦手な人はお湯で割ったり、紅茶など温かい飲み物に入れて飲むのがおすすめです。はちみつが入っているので、1 歳未満の乳児には与えないでください。
※テキストには胃腸をいたわって消化を助ける大根のレモンジンジャーピクルスや、栄養満点のふりかけも紹介しています。つくり方はテキストでご覧ください。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2020年2月号より

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