健康効果の高いねぎの常備菜
- 鶏肉とねぎのみそバター炒めをご飯にのせ、温泉卵とみつばをのせて丼に。卵をくずしてからめながらどうぞ 撮影:中村あかね
毎日のおかずやお弁当に便利。簡単でおいしくて、さらにヘルシー!! いいことずくめの常備菜を、管理栄養士の新谷友里江(にいや・ゆりえ)さんが提案します。
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薬味や香味野菜として欠かせないねぎは一年中流通していますが、冬が旬の野菜です。かぜのひきはじめに食べるとよいとされるなど、「ねぎ=体にいい」というイメージですよね。実際ねぎはこの時期にたくさん食べたい野菜です。
ねぎの白い部分は淡色野菜で生薬としても利用されてきたほど健康効果が高く、なかでも特有の香りや辛みの成分であるアリシンの働きはとても優秀。体内でビタミンB1と結合し、疲労回復、新陳代謝の活性化、血中脂肪の燃焼促進、抗菌・抗かびといった作用があるとされています。血行をよくして体を温めるのでかぜの予防・改善、肩こりの解消などにもつながるほか、胃液の分泌も助けるので食欲増進効果も。また、ビタミンCも豊富に含まれています。
一方、青い部分は緑黄色野菜でβ – カロテンやビタミンC、カルシウムやカリウムといったミネラルが豊富。こちらもかぜの予防につながるので、残ったらみそ汁に入れるなど、丸ごと1本使いきるのが理想的です。
■ねぎと油揚げのからしじょうゆあえ
ねぎに含まれるアリシンは揮発性、ビタミンCは水溶性。いずれも水に流出しやすいので、長時間さらしたまま放置しないように。ねぎの香りや辛みは残る程度にし、ごまや削り節の風味でマイルドに仕上げます。
■鶏肉とねぎのみそバター炒め
みそだれとバターをトロリとからめたメインおかず。焼き鳥でもおなじみの鶏肉とねぎの組み合わせですが、鶏肉は良質なたんぱく質を含むのでヘルシー。ねぎの香りは肉や魚のくせを抑える効果も高いので、栄養面だけでなく味よく仕上がります。
※つくり方はテキストに掲載しています。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』連載「体ヨロコブ!お弁当にもなる常備菜」2020年1月号より
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薬味や香味野菜として欠かせないねぎは一年中流通していますが、冬が旬の野菜です。かぜのひきはじめに食べるとよいとされるなど、「ねぎ=体にいい」というイメージですよね。実際ねぎはこの時期にたくさん食べたい野菜です。
ねぎの白い部分は淡色野菜で生薬としても利用されてきたほど健康効果が高く、なかでも特有の香りや辛みの成分であるアリシンの働きはとても優秀。体内でビタミンB1と結合し、疲労回復、新陳代謝の活性化、血中脂肪の燃焼促進、抗菌・抗かびといった作用があるとされています。血行をよくして体を温めるのでかぜの予防・改善、肩こりの解消などにもつながるほか、胃液の分泌も助けるので食欲増進効果も。また、ビタミンCも豊富に含まれています。
一方、青い部分は緑黄色野菜でβ – カロテンやビタミンC、カルシウムやカリウムといったミネラルが豊富。こちらもかぜの予防につながるので、残ったらみそ汁に入れるなど、丸ごと1本使いきるのが理想的です。
■ねぎと油揚げのからしじょうゆあえ
ねぎに含まれるアリシンは揮発性、ビタミンCは水溶性。いずれも水に流出しやすいので、長時間さらしたまま放置しないように。ねぎの香りや辛みは残る程度にし、ごまや削り節の風味でマイルドに仕上げます。
■鶏肉とねぎのみそバター炒め
みそだれとバターをトロリとからめたメインおかず。焼き鳥でもおなじみの鶏肉とねぎの組み合わせですが、鶏肉は良質なたんぱく質を含むのでヘルシー。ねぎの香りは肉や魚のくせを抑える効果も高いので、栄養面だけでなく味よく仕上がります。
※つくり方はテキストに掲載しています。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』連載「体ヨロコブ!お弁当にもなる常備菜」2020年1月号より
- 『NHKきょうの料理ビギナーズ 2020年 01 月号 [雑誌]』
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