そうじの時間はそうじだけに意識を集中! 禅式おそうじ術
- 撮影:本多康司
禅寺の廊下がピカピカなのは、毎日、修行僧たちが磨き上げているから。広い寺の長い廊下をすばやく、効率よくきれいにするポイントは、「目の前のことに意識を傾ける」こと。そんな禅の教えを、フローリングの洋室のそうじに生かしましょう。曹洞宗八屋山普門寺副住職の吉村昇洋(よしむら・しょうよう)さんがアドバイスしてくれました。
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■洋室の禅式おそうじポイント:目の前のことに意識を傾けるべし
家族がいちばん長く過ごす居間は、現代は洋室というご家庭が多いかもしれません。人の出入りが多く長居もするため汚れやすい場所ですが、「忙しいから」と、壁や床の拭きそうじまではしていないという人も、また多いのではないでしょうか。
しかし、「忙しい」と言いながら、「あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ」と、絶えずほかのことに気をとられていませんか? そうじのときは、そうじのことだけ。あれこれ考えず、目の前の一つのことに没頭すれば、意外なほど早く終わらせることができます。
■今回の禅のことば「一行三昧(いちぎょうざんまい)」
修行に専心すること。禅で言う「三昧(ざんまい)」は、「仕事三昧」「カラオケ三昧」などの「三昧」とは異なり、一点の雑念も差し挟まず、全身全霊でそのものに「なりきる」境地を指す。そうじで言うならば、雑巾がけをするときは雑巾がけになりきる。そうじ三昧になることで、そうじに対する意識や時間の使い方が大きく変わるだろう。
※テキストでは、そうじのポイントを詳しく紹介しています。
■『NHKまる得マガジン 暮らしもココロもリフレッシュ! 禅式おそうじ術』より
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■洋室の禅式おそうじポイント:目の前のことに意識を傾けるべし
家族がいちばん長く過ごす居間は、現代は洋室というご家庭が多いかもしれません。人の出入りが多く長居もするため汚れやすい場所ですが、「忙しいから」と、壁や床の拭きそうじまではしていないという人も、また多いのではないでしょうか。
しかし、「忙しい」と言いながら、「あれもしなくちゃ、これもしなくちゃ」と、絶えずほかのことに気をとられていませんか? そうじのときは、そうじのことだけ。あれこれ考えず、目の前の一つのことに没頭すれば、意外なほど早く終わらせることができます。
■今回の禅のことば「一行三昧(いちぎょうざんまい)」
修行に専心すること。禅で言う「三昧(ざんまい)」は、「仕事三昧」「カラオケ三昧」などの「三昧」とは異なり、一点の雑念も差し挟まず、全身全霊でそのものに「なりきる」境地を指す。そうじで言うならば、雑巾がけをするときは雑巾がけになりきる。そうじ三昧になることで、そうじに対する意識や時間の使い方が大きく変わるだろう。
※テキストでは、そうじのポイントを詳しく紹介しています。
■『NHKまる得マガジン 暮らしもココロもリフレッシュ! 禅式おそうじ術』より
- 『暮らしもココロもリフレッシュ!禅式おそうじ術 (NHKまる得マガジン)』
- 吉村 昇洋
- NHK出版
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