料理や掃除の“ついで筋トレ”でロコモを予防しよう
- イラスト:いしいひろゆき
「筋トレは、強くてムキムキになるためのもの?」。いえいえ、それだけではありません。筋肉をつけると、体を快適に動かせるようになり、けがや病気のリスクを減らすこともできます。「ロコモ」予防には、“ついで筋トレ”がぴったり! 近畿大学生物理工学部准教授の谷本道哉(たにもと・みちや)さんに“ついで筋トレ”のメリットを教えてもらいました。
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「ロコモ」、あるいは「ロコモティブシンドローム」という言葉を聞いたことはありませんか? “ついで筋トレ”をすれば、これを予防することができます。
「ロコモティブシンドローム」とは、加齢による筋肉や骨、関節などの衰えが原因で、立ったり歩いたりすることが困難になった状態のことをいいます。すなわち、自分の足で歩くことができず、介護が必要となる状態です。「何もないところでつまずく」「立ったまま靴下をはくことができなくなった」という人は、筋肉が弱くなっているかもしれません。
「ロコモ」を防ぐためには、継続的な筋トレが効果的。無理なく続けやすい“ついで筋トレ”は、まさにうってつけの予防法です。
■“ ついで筋トレ”をするとこんないいことが!
いいこと1 毎日充実した生活を送れる
体の自由がきかなくなると、心身が満たされた生活を送ることが難しくなります。自分の力で日常生活を送ることは、生活の質を保つためにとても重要です。
いいこと2 生活習慣病や認知症の予防につながる
体力に自信があると、躊躇(ちゅうちょ)せずに外出でき、活動量や社会との接点を増やせます。そうした行動は、生活習慣病や認知症のリスクを下げることにつながります。
※生活の中には筋トレできるタイミングがたくさんあります。テキストでは、ジムなどに通わなくても、生活の中に無理なくトレーニングを取り入れる方法をご紹介しています。
■『NHKまる得マガジン 毎日テキパキ! お手軽“生活トレ”で快適ボディー』より
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「ロコモ」、あるいは「ロコモティブシンドローム」という言葉を聞いたことはありませんか? “ついで筋トレ”をすれば、これを予防することができます。
「ロコモティブシンドローム」とは、加齢による筋肉や骨、関節などの衰えが原因で、立ったり歩いたりすることが困難になった状態のことをいいます。すなわち、自分の足で歩くことができず、介護が必要となる状態です。「何もないところでつまずく」「立ったまま靴下をはくことができなくなった」という人は、筋肉が弱くなっているかもしれません。
「ロコモ」を防ぐためには、継続的な筋トレが効果的。無理なく続けやすい“ついで筋トレ”は、まさにうってつけの予防法です。
■“ ついで筋トレ”をするとこんないいことが!
いいこと1 毎日充実した生活を送れる
体の自由がきかなくなると、心身が満たされた生活を送ることが難しくなります。自分の力で日常生活を送ることは、生活の質を保つためにとても重要です。
いいこと2 生活習慣病や認知症の予防につながる
体力に自信があると、躊躇(ちゅうちょ)せずに外出でき、活動量や社会との接点を増やせます。そうした行動は、生活習慣病や認知症のリスクを下げることにつながります。
※生活の中には筋トレできるタイミングがたくさんあります。テキストでは、ジムなどに通わなくても、生活の中に無理なくトレーニングを取り入れる方法をご紹介しています。
■『NHKまる得マガジン 毎日テキパキ! お手軽“生活トレ”で快適ボディー』より
- 『毎日テキパキ! お手軽“生活トレ”で快適ボディー (NHKまる得マガジン)』
- 谷本 道哉
- NHK出版
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