おいしくて育てやすい! 自家製ライチにおすすめの品種

10号鉢で20〜30個の果実が見込めます! 撮影:田中雅也
高級な果物というイメージのあるライチ。でもじつは果樹栽培の初心者にも比較的簡単に育てることができ、しかも市販品にも負けないくらいおいしい果実が期待できるのです。果樹研究家の大森直樹(おおもり・なおき)さんに、おいしくて育てやすいライチの品種を教えてもらいました。

* * *


■味わい格別 おすすめ品種

講師イチオシの美味 クェイメイ・ピンク
甘さ、香りともとても強い。果実は大きくないが、タネが小さいので可食部は十分に食べごたえがあり、収量も多い。中国のクェイメイという品種に似ているところから名づけられたオーストラリアの品種。株はやや立ち性。収穫期は7〜8月。
大粒でハート形 チャカパット
他品種より粒が一回りほど大きく、ギフトにぴったり。主に宮崎県などで栽培されている。栽培適地が次第に北上してきているので、沖縄や九州南部では栽培は難しいといえる。株姿はやや横張りで、真夏の暑さに弱い。収穫期は7月中旬〜8月下旬。
※育て方はテキストで詳しく紹介しています。
■『NHK趣味の園芸』2019年6月号より

NHKテキストVIEW

NHKテキスト趣味の園芸 2019年 06 月号 [雑誌]
『NHKテキスト趣味の園芸 2019年 06 月号 [雑誌]』
NHK出版
商品を購入する
>> Amazon.co.jp
>> HMV&BOOKS

« 前のページ | 次のページ »

BOOK STANDプレミアム