女流棋士の「将棋めし」事情

連載「女流棋士のよもやま話」、2019年6月号では長谷川優貴女流二段が「将棋めし」事情を語ってくれました。

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こんにちは、女流棋士の長谷川優貴です。近ごろは将棋界もいろいろな面で注目して頂くことが多く、その中でも特に「将棋めし」の存在は大きいと感じています。
今回はそのお話を…。もちろん食事のことなので個人差はあるのですが、女流棋士より棋士の方が重めの食事をとられることが多いように思います。
理由としてはやはり持ち時間の違いが大きい! 女流棋戦は持ち時間が2〜3時間と短いものが多いのでお昼時には勝負所となっていることもあります。
だから食事が喉を通らないので、朝に買ってきたものを軽く食べたり麺類などであっさりとすませる人が多いです。私もうどんがほとんどです。
それに比べて男性は深夜まで続く棋戦もあり、食べないと体力が持たないという理由でガッツリ食べる方も多いです(唐揚げ○個追加もすっかり有名になりました)。
また甘いもの好きな人も多く、仲のいい北村桂香女流初段とのvs.ではお昼にパンケーキを食べに行ったことも! 甘さに癒されて午後の将棋は幸せ気分でいっぱいでした(笑)。
皆様もぜひいろいろな面から将棋を楽しんでくださいね
※肩書はテキスト掲載当時のものです。
■『NHK将棋講座』2019年6月号より

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