いつものコロッケが大変身するワザ

撮影:豊田朋子
「フードスタイリング」とは、料理に合わせてお皿を選び、美しく盛りつけることで料理をいっそうおいしく見せ、食卓をとびきりすてきにするワザ。本来は「お皿の外側」のクロスやカトラリーなどのスタイリングも含まれますが、『NHKまる得マガジン いつもの料理が大変身!フードスタイリング入門』では、入門編ということで、「お皿の内側」までをメインとした盛りつけ術、誰でも簡単にできるルールを料理家、フードコーディネーターの祐成二葉(すけなり・ふたば)さんが紹介します。

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■ルールその1 “余白”をつくるべし

料理を盛りつけるとき、皿の上をギッシリと隙間なく埋めていませんか? 料理が「絵」だとすれば、皿は「額」。皿の縁(額縁)はぐるりと白く残して、中心にゆったりと「絵を描く(=盛りつける)」のが鉄則です。いつもより大きめの皿を使い、“余白”をつくってみましょう。
いつものコロッケが……
今日のおかずは市販のコロッケ。付け合わせの野菜と一緒に、いつもの皿に盛りつけてみたけれど、いまいちパッとしない……。

余白をつくったら、大変身!
ひと回り大きいお皿に、周りの縁を残してゆったりと盛りつけ。「余白」をつくるだけで、いつものコロッケがごちそう風に。

※テキストでは盛りつけのポイント、応用テクニック、そのほかのルールを紹介しています。
■『NHKまる得マガジン いつもの料理が大変身!フードスタイリング入門』より

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