使い方がわからない?……紫たまねぎはこんなに有能!

大根のつまを紫たまねぎにチェンジ! 彩りがよくなり、刺身と相性がよいので一緒に食べてもおいしいです。撮影:豊田朋子
エレガントなパープルカラーが特徴の紫たまねぎ。「気になるけど使い方がわからない」というビギナーのために、紫たまねぎを愛してやまない料理研究家の小田真規子(おだ・まきこ)さんが、紫たまねぎの魅力を教えてくれました。

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■紫たまねぎガイダンス1:高貴なポリフェノールカラー

紫たまねぎの魅力は、何といっても高貴な色! 薬味がわりに添えるだけで、パッと花が咲いたように料理が華やぐので、調理中から気分が上がります。紫の色素成分であるポリフェノールの一種・アントシアニンの抗酸化作用で、アンチエイジングの期待があるといわれています。

■紫たまねぎガイダンス2:刺激臭や辛みが少なく手軽に使える

たまねぎ独特の刺激臭や辛みが穏やかなので、生で味わいたいときに、水にさらしたり常温においたりする手間がいりません。加熱する場合も、たまねぎのように最初から炒めて辛みを抜く必要がなく、サッと火を通すだけで楽しめます。
 

■紫たまねぎガイダンス3:小田さんの紫たまねぎ使い

私はあらゆる料理に紫たまねぎを使いますが、ねぎ・細ねぎのかわりに薬味として使うこともしょっちゅうです。オイルやマヨネーズと組み合わせるマリネには必須で、調味料のカドが取れて洗練した大人の味に。冷蔵庫での在りかがわかりやすく、むだにしないのもメリットですね(笑)。
※テキストでは3分でできる紫たまねぎの副菜や、残った紫たまねぎの活用アイデアを紹介しています。ぜひご覧ください。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2019年4月号より

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