おうちでできる干し芋のつくり方

上が「丸」、下が「平」。撮影:宮濱祐美子
ねっとり、むっちり、甘〜い干し芋は、冬になると食べたくなる昔ながらのおやつですが、最近はさつまいもの品種も増え、人気沸騰中。料理研究家のヤミーさんに、自宅でできる干し芋のつくり方を教えてもらいました。

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単純なようで奥が深い干し芋づくり。干し芋生産量の全国シェア9割以上の茨城県に赴き、干し芋づくりを見学したヤミーさんが、家庭でもできる干し芋レシピを教えてくれました!

■1 蒸す

小さめのさつまいも2~3本を、蒸気の上がった蒸し器(または蒸し皿にのせて水をはった鍋)に入れ、しっかり柔らかくなるまで40 ~ 60 分間蒸す。

■2 皮をむく

作業用手袋やゴム手袋をし、一方向にペティナイフを動かして皮をむく。このとき、薄い皮だけでなく白い部分もそぎ取る。両端の筋っぽい部分を切り落とす。

■3 切って干す

縦1cm幅くらいに切り、ざるに重ならないように並べ、屋外で3~5日間干すと「平(ひら)※」になる。ごく小さいものは切らずに1週間ほど干すと、「丸(まる)※」になる。
※今回お邪魔した干し芋農家では、皮をむき終わったら、一定間隔で張られたピアノ線を通してスライスします。薄く切ったタイプは「平」、1本丸ごとのタイプは「丸」と呼び分けています。
■『NHKきょうの料理ビギナーズ』2019年1月号より

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